JFAアカデミー福島女子 JFAプログラム 田植え体験&OGセミナー
2022年06月21日
JFAアカデミー福島では、プログラムの一環として5月末に田植え体験を行いました。
近隣農家の佐藤さんのご協力をいただき、みな泥まみれになりながら、一生懸命苗を植えていきます。はじめは恐る恐るという感じでしたが、誰かが泥に足を取られて転んだ途端、笑い声がはじけ、笑顔いっぱいの体験となりました。秋の実りが楽しみです。
6月はOGセミナーが開催され、アカデミーを卒業した先輩の貴重な話を聞くことができました。特に高校生にとっては、進路決定が目の前に迫ってきているということもあり、みな真剣な面持ちで話に聞き入っていました。今後も、可能な限りOGと現役アカデミー生の交流の場を作っていく予定です。
松下遥蘭 選手(17期生/中1)
今回の田植えは、私にとっては2回目でした。なかなか体験できないことなので、1回やったことがあっても、なかなか上手く植えることができず、倒れてしまったり、足が抜けず転んでしまいそうになったりしました。この体験活動で、ひとつひとつ丁寧にやることがとっても大事だと思いました。それは日々の生活にもつながっていることだと思うので、何事も丁寧に取り組んでいこうと思います。
星愛海 選手(16期生/中2)
私は2回目でしたが、苗を植えるのがすごく難しかったです。苗を植えていると、だんだんと曲がってしまって、あまり上手くできませんでした。ですが、1列目より2列目と苗を植えていくにつれて、少しずつ上手くなっていって、どんなに下手でも何度も積み重ねれば上手くなることがすごくわかりました。どんなに苦手なことでも、続ければ上手くなれると思うので、サッカーのパスなどもたくさん練習しようと思いました。
福田真央 選手(15期生/中3)
初めてのOGセミナーで、今まではサッカー以外のスポーツ選手などを多く学んできたのですが、今回はアカデミーの卒業生で日本を背負って活躍されている方のお話を聴くことができて、新しい発見や学びができました。アカデミーでは寮生活なので、外部からの情報をなかなか受けられなかったりします。だからこそ私たちが目指している高いレベルの方々の経験などはとても大切なものなので、このような機会を楽しんで今後に生かしていきたいです。
谷川萌々子 選手(13期生/高2)
今回、アカデミーを卒校された方々とのコミュニケーションの場を設けてもらい、とても楽しく、自分のためになるお話を聞けて嬉しかったです。実際に話を聞いて、共通して話していたことは『基礎をアカデミーにいるときに徹底しておくべき』という言葉でした。サッカーにおいて、何をするにも止める、蹴るをしっかりできたら、時間も視野も確保しやすくなるので、ボールを失う確率が低くなると私も感じました。なので、さらに凡事徹底していきたいと思いました。また、プロで生き残るためには、さらに結果が求められると話していました。私はボランチをやっていて、ゴールを奪えるのがボランチの結果だと思っています。そのためには状況を把握し、いい準備が必要だと改めて思いました。そして何より、心と身体の健康が大切だと感じました。