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JFAアカデミー福島男子 17期生が入校

2022年04月13日

JFAアカデミー福島男子 17期生が入校

4月6日(水)にJFAアカデミー福島男子17期生の入校式がJヴィレッジにて行われました。来賓の方々や保護者、在校生に祝福され、18名が入校しました。

決意表明

佐藤大翔 選手(17期生/中1)
JFAアカデミー福島は東日本大震災から10年を経て、昨年からこの地で活動を再開しました。東北出身の私にとって、地元にこのように大きな夢を描け、その夢の実現に邁進できる環境が得られたことを大変うれしく思います。
私には日本代表としてワールドカップで活躍するという「夢」があります。その夢を実現するために、JFAアカデミー生として、この福島の地で、同じ志を持った仲間と共に、自信に満ち溢れた姿で何事にも臨むことを決意しました。在籍中は多くの課題や障壁に直面することでしょう。どんな時もここにいる仲間とともにポジティブな態度でその困難を乗り越え、決して諦めることなく夢の実現に向け歩みを止めません。
また、サッカーのみならずあらゆる場面で世界と渡り合える真の国際人を目指します。平和を愛し、差別を無くし、人として礼儀正しく、どんな人からも信頼される。そんな人間へと成長します。いまだ震災の傷を抱える方も多くいらっしゃると思います。そういった方々に寄り添い、皆さんの希望になれるような活躍を目指します。
最後に、この素晴らしい環境の中、サッカーを毎日プレーできること、その環境を支えてくれる福島の皆様、そしてこの地に送り出してくれた両親への感謝を忘れることなく過ごしていきます。

在校生歓迎の言葉

菊地大翼 選手(16期生/中2)
17期生の皆さん、ご入校おめでとうございます。福島県での活動が再開され、僕たち16期生が入校してから1年が経ちました。たくさんの方々に支えていただき、素晴らしい環境の中で19名の仲間と切磋琢磨しながら充実した活動をしています。
皆さんはこれから始まるアカデミー生活に、大きな夢や期待を持っていると同時に不安を抱いていると思います。
僕がこの1年間で学んだことの中から、2つのことについてお話します。まず、僕がこの1年間で1番大変だったことは「自立」です。今日から皆さんは今まで両親にしてもらっていたことを自分でします。自分で自分を律し、毎日のスケジュールを把握し、自分で考えて行動しなければなりません。はじめは大変ですが、ここには、助け合い、高めあえる仲間がいます。困ったことがあったら、僕たちを頼ってください。
次に、僕がアカデミー生活の中で大切だと思うことは、人任せにしないこと、自分に「責任」を持つことです。自分で考え、自分で判断し、自分の意志で実行し、そのことにきちんと責任を持つことが、僕たちの目指す真のエリートにつながっていくと思います。
今の自分を作っているのは、これまでの自分です。そして、これからの自分が将来の自分を作ります。一日一日を大切に過ごし、夢の実現に向けて、僕たちとともに進んでいきましょう。

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