第2回ナショナルGKキャンプ 全日程が終了(福島県双葉郡)
2019年07月10日
第2回ナショナルGKキャンプは7/7(日)に、3日間のキャンプを終了しました。
選手たちはU-15、U-18のカテゴリーに分かれてテーマに沿ったトレーニングを行い、毎晩のミーティングではトレーニングの映像を見ながら自己分析を行いました。また、関塚技術委員長はじめ、ゲストアドバイザーで来日されたフランス・フック氏、各カテゴリー代表のGKコーチやナショナルトレセンコーチから多くのアドバイス、指導を受けながらプログラムに取り組みました。
最終日には、第2回ナショナルGKキャンプに帯同したフランス・フック氏によるリフレッシュ講義を実施しました。
川俣則幸 GKキャンプ統括/JFAナショナルトレセンコーチ
今年度2回目のナショナルGKキャンプを無事に終える事が出来ました。トレーニングでは、初日のシュートストップに続き、2日目はゴール前のスペースを守るプレーとして午前はブレイクアウェイ、午後はクロスの守備、3日目は攻撃参加をテーマに行いました。それぞれ常に状況を把握すること、次のプレーを予測すること、適切なタイミングに適切なポジションを取り、決断してボールにプレーする事、そして味方と効果的に連携する事にチャレンジしました。夜のミーティングでは、テクニカルスタッフに撮影してもらったトレーニング映像を見ながら自らのチャレンジを振り返り、現在の自分を客観的に知り、翌日のプレーに活かすことが出来ました。このキャンプの目的である、同世代との競争から自分を知る事、その上で世界基準のプレーへのチャレンジをする事に、選手それぞれが取り組んでくれたと思います。
また、今回もアドバイザーとして参加していただいたフランス・フック氏からは選手、そして我々コーチにも的確な指摘と貴重なアドバイスを頂きました。選手の成長に負けず、我々コーチも世界のトップを目指して頑張ろうと気持ちを新たにするキャンプとなりました。選手、スタッフ、選手を送り出して頂いた所属チームの関係者の皆さん、そして開催地Jヴィレッジの皆さんに改めてお礼を申し上げます。また、今回のキャンプには、指導者の皆さんも多数視察に来られ、トレーニング後にはディスカッションをすることも出来ました。選手のこれからの成長に期待するとともに、各チーム、各地域で更に良いGKを育成出来るように力を合わせて頑張りましょう。
杉本光希 選手(ジュビロ磐田U-18/U-18)
4つのテーマのもと自分の課題を再確認することができ、新しい課題が見つかりました。自分たちのカテゴリーだったり、これから先のカテゴリーは、プレーする前の準備、プレー中、プレーした後の一連の動作がパーフェクトでなければゴールを守れないということを学びました。なので今までのような意識で練習をしていては成長しないと思いました。1つ1つのプレーに挑む姿勢であったり、意識、集中力を高めていかなければ次のステップへと進むことが難しいと思いました。世代別のGKコーチから普段聞けないような素晴らしい話も聞けて意識が高まりました。この意識がキャンプ中だけでなく自チームでも継続してやっていきたいです。
志田旭 選手(モンテディオ山形ジュニアユース村山/U-15)
このキャンプでは特にクロスなどでチャレンジすることにトライしようと思って臨みました。僕は1回目のGKキャンプにも参加していて、1回目は全然チャレンジできませんでしたが、今回は前回よりも積極的にプレーが出来ました。今回のキャンプではクロスボールの処理の時のジャンプのタイミングや至近距離での1対1の対応の仕方を学ぶことができました。今回のキャンプで学んだことをチームでの練習で常に意識して世代別代表、A代表に選ばれるように頑張っていきたいです。
7月5日(金) | PM | トレーニング |
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7月6日(土) | AM/PM | トレーニング |
7月7日(日) | AM | トレーニング |
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。