JFA公認指導者研修2019 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ2019でリフレッシュ研修会を開催
2019年04月10日
4月7日(日)にAGFフィールドで行われた高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2019 EASTのセントラル開催に合わせて、リフレッシュ研修会を開催しました。今回は様々なカテゴリーの指導者約90名が出席しました。保有ライセンス別にグループを編成し、事前に担当チームと攻守を分けて試合分析を行いました。
開幕戦を2試合視察し、分析後はグループ内で意見を共有し、それぞれのグループが分析結果の発表を行いました。その後、全体で議論を交わしました。
指導者にとって重要なゲーム分析能力をいかに上げていくかは、日本サッカー協会にとっても課題の一つです。今後もこうした研修会を通じて、ゲーム分析の機会を指導者の方々に積極的に提供していきます。
山橋貴史 JFAインストラクター
U-18プレミアリーグの試合観戦をする前には、2018年のプレミアリーグテクニカルスタディグループ(TSG)の報告を行い、拮抗したゲーム環境と技術・戦術面の分析について、映像を使いながら説明をしました。その後スタジアムに移動し、試合分析を行いました。今回は浦和レッズユースvs清水エスパルスユース、流通経済大学付属柏高校vs青森山田高校の2試合を分析し、グループごとにディスカッションして発表しました。様々な指導カテゴリーとライセンスの方々が集まって意見交換をしてもらいながら、いろいろな見方があること、その中でもサッカーの目的や仕組みを4局面に分けて観ていくと分析しやすくなることを理解していただけたと思います。最後に私より、今後の育成年代についてのアクションプランを説明し、グラスルーツからエリートユースまで日本全体で選手の育成をしていくことと、指導者がその鍵を握っていることを共有しました。朝早くから夕方まで長い一日でしたが多くの指導者が受講してくれたことに感謝します。この情熱が日本のストロングポイントだと思います。
竹村恭介 さん
最初にインストラクターから説明があり、目的を持ってゲーム分析をすることができました。またグループでの意見交換で、様々な分析を聞き、指導の幅を広げることができました。また試合視察前の講義で、具体的な数値を用いてユースレベルのゲームを分析していただき分かりやすかったです。分析を行うチームのコンセプトや現状が事前に少しでも分かると、さらに良い分析ができると思います。
佐藤文雄 さん
今回の研修会では、ゲーム分析の大切さを学びました。試合観戦したスタンドがベンチから近く、両ベンチの指導者のコーチングを生で聞けたことも良かったと思います。また、分析後にグループで参加者同士の意見交換をしたことも、たくさんの意見が聞けて非常に有意義でした。