JFAエリートプログラム 女子U-13トレーニングキャンプがJヴィレッジでスタート
2019年03月16日
3月15日(金)、JFAエリートプログラム女子U-13の活動がJヴィレッジ(福島県)でスタートしました。この年代は昨年5月のキヤノン・ガールズキャンプからスタートし、韓国遠征を経て今回が3回目の活動となります。北海道から沖縄まで、全国から選出された23名の選手は、午後にJヴィレッジへ到着すると早速ピッチに立ち、トレーニングを行いました。エリートプログラム初招集の選手も多く、緊張もありましたが、トレーニングやオフザピッチでの時間を通してお互いの距離を縮めていきました。
明日16日(土)からは、午前・午後にトレーニング、ゲームを行っていきます。
金野結子 コーチ(ナショナルトレセンコーチ/JFAアカデミー福島)
JFAエリートプログラム女子U-13トレーニングキャンプが好天のもとJヴィレッジでスタートしました。選手たちは静かながらもリラックスした様子で初日のトレーニングを迎えました。初日は「ポゼッション」をテーマに、パス&コントロールの質を上げること、常に味方や相手を観てプレーすることを強調しながらトレーニングを行い、最後11対11のゲームを行ってこの日のトレーニングを終えました。夜のミーティングでは、元なでしこジャパン監督で、現在Jヴィレッジ副社長を務める上田栄治さんより、Jヴィレッジが2011年3月11日に発生した東日本大震災から再開するまでの軌跡についてレクチャーをしていただきました。震災当時の記憶がある選手も多く、真剣な面持ちで話に聞き入っていました。加藤賢二監督からは、改めて「世界のなでしこになる」ことについてやこれまでに取り組んできたことについて再度の確認がありました。活動は2日目、3日目とも午前にトレーニング、午後に男子チームとのトレーニングマッチを予定しており、選手にはこれまで積み上げてきたことを積極的にチャレンジしてもらいたいと思います。
田中聖愛 選手(アルビレックス新潟レディースU-15)
今回、このキャンプの目標は色々なことにチャレンジすることです。ピッチ上では自分の苦手な間で受けるということを進んで取り組んでいきたいです。得意なドリブルは今以上にできるようになりたいです。サイドでのドリブルや相手との1対1、たくさんの種類のフェイントなどチャレンジしていきたいです。また失敗をしてしまった時は、なぜ失敗をしてしまったのだろうと考えて失敗を次につなげていきたいです。ピッチ外ではたくさんの人とのコミュニケーションを意識していきたいです。その人の得意、不得意を知ってプレーに生かしていきたいです。そして、ここでサッカーをできることに感謝して充実したトレーニングキャンプにしたいです。
竹内愛未 選手(浦和レッズレディースジュニアユース)
キャンプ初日、集合した時は知っている選手があまりいなくとても心配でしたが、自ら声をみんなにかけるよう意識しました。そして東日本大震災から8年という月日がたち、この素晴らしいピッチでプレー出来る事に感謝し日本の代表としては恥ないプレー、そしてオフザピッチの面でも自己管理して自分のために、チームのために行動していきたいと思いました。パスコントロールなど基礎的な練習をし、最後には全面を使い11対11をしました。明日は午前練習をして、午後は福島県のチームと試合をするので、早く仲間と絆を深め試合に勝ちたいと思います。そのために、睡眠などのオフザピッチにも気をつけ、コンディションを整えたいと思います。
中嶋美悠 選手(北海道リラ・コンサドーレ)
私は今回初めてエリートプログラムに参加しました。1日目を終えて感じたことは自分と周りを比べると自分の技術が劣っていることです。ですが、ハードワークや自分から仕掛けるなど、すぐに実践できることを積極的にやりたいと思います。今回のキャンプテーマ「観て・聞いて・感じる」を意識したいです。また、東日本大震災の影響を受けたこのピッチでプレーできることに感謝し、楽しみたいです。今回のキャンプを通して新しい課題や今までの成果を発見してこれからに繋げたいです。そしてオフザピッチでは、体調管理をしっかりと行い明日からの3日間は自分が今出来ていないことを改善していきたいです。
3月15日(金) | PM | トレーニング |
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3月16日(土) | AM/PM | トレーニング |
3月17日(日) | AM/PM | トレーニング |
3月18日(月) | AM | トレーニング |
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。