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「365日×3回をチャンスに変える」JYDパートナーの明治がリフレッシュ研修会をサポート

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2019年03月13日

「365日×3回をチャンスに変える」JYDパートナーの明治がリフレッシュ研修会をサポート

3月4日(月)にJFAハウスにて、U-18年代のコンディショニングをテーマにしたリフレッシュ研修会が行われました。

今回は、都心や降雪地域などプレー環境に制限が生じる環境に身を置くプレーヤーを想定し、ボールを扱えなくても機材を使わなくても一人で実践可能なセルフコンディショニングメニューを紹介しました。

また、フィジカルトレーニングと密接な関係にある「栄養補給」について、長年にわたり選手のからだ作りと共にJFAの栄養面の発信に協力しているJFA Youth & Development Programme (JYD)オフィシャルサポーターの株式会社 明治により、選手・指導者それぞれに向けたセミナーが実施されました。

今回は、メニューを実践する高校生として、関東第一高等学校、駒澤大学高等学校、駿台学園高等学校の都内3校の協力のもと、計15名の選手に参加頂きました。

フィットネスメニューについては、そこまで激しい動きは求めなくとも、自重を活かしたメニューの実践により現役の選手でも徐々に汗ばんでいく様から、トレーニングによる身体への負荷を見て取ることが出来ました。

また、トレーニングセッションの直後には、明治製品の「SAVAS」の試飲を選手全員で行いました。なぜこのタイミングで捕食が必要なのか?という選手たちの疑問や、もっと身体を大きく、強くしたいという希望に対して、講師の大前恵さん(株式会社 明治/管理栄養士)よりプロチームや有名選手の実例を交えての具体的な解説があり、受講者はより栄養補給の重要性を学びました。

指導者に向けた発信では、「365日×3回 1,095食」という数字を提示し、毎食が自身を成長させるチャンスであることと、身体は自分が食べたものでしか形成されず、食事は良い選手を育てる上では重要な要素であることを強調しました。また、選手の食事例や中高生に必要なカロリー数等、具体的な事例説明も受講者からは分かりやすかったと好評でした。

今後も、JYDプログラムではスポンサー企業のリソースを活用した様々な研修会を実施していきたいと思います。

講師コメント

大前恵さん(株式会社 明治 管理栄養士)
「トレーニングと栄養はセット」という言葉が一般的になってきましたが、実際にセットで講習会という機会はなく、初めての経験でした。講義内容は栄養・食事について(役割)・五大栄養素・食事の摂り方・サプリメントについて等の項目です。
トレーニング講習の後という事もあり、トレーニングした事を無駄にしない、最大効果を得るために栄養が必要であるという事が伝わりやすかったのではと思います。
高校生には講習会形式ではなく、雑談の中から最後に「どうしても伝えたい事を聞いて欲しい」と想いを伝えました。
なぜトレーニングや栄養が必要なのかという事を根本的に考えて欲しいという想いについてです。
「バランスが良い食事が大事だと言われました。」「運動後30分以内にプロテインを摂る様に言われています。」ではなく、それにより、どういう効果が得られ、サッカーにどう生かされるのかを知る事で、食事や栄養が本当に必要なものになります。
指導者の皆さまにも、同様にお伝えし、短い時間ではありましたが、栄養に対する考え方を伝える機会を頂き、貴重な時間となりました。

選手コメント

山下寛人 選手(関東第一高等学校 2年生)
セルフコンディショニングメニューの紹介では、ウォーミングアップの際に用いるムーブメントプレパレーションと、今、重要視されているコアトレーニングを中心に指導していだきました。
ムーブメントプレパレーションと聞いた時は、何も分からなかったものの、説明を聞いているうちにとても重要だということに気付かされました。動いて刺激を入れた後、その箇所を自然な動的なストレッチで更に刺激することで試合中のパフォーマンス向上に繋がるとおっしゃっていました。
実際に体験してみると、体に刺激が入って行くことが実感できて帰ってからチーム全体にこのムーブメントプレパレーションを共有したいと感じました。
また、練習前、試合前での静的なストレッチはネガティヴ要素が強いことを知ったのでそこも注意していきたいと思います。コアトレーニングでは、チームでも2年前からコアトレーニングを重点的に入れるようにしていて、アップ前なども必ず入れるようにしていましたが、難易度が上がるにつれ、自分のバランスが崩れていくのを感じました。自分達の中でやれていたと感じていたことが甘かったことを痛感させられました。
また、今日のテーマでもあるグランドを使えない場合のトレーニングとして今日のフィジカル的な要素が組み込まれるトレーニングはサッカーにおいて基盤になるものだと思うのでサッカーやっている選手達にもっと広めていってほしいと思います。
実際にA代表が取り入れているトレーニングも実践できてとても参考になりました。

大前さんには、栄養面の事について指導していただきました。
サッカーでは浦和レッズや三浦知良選手、更にはメジャーリーガーの大谷選手も普段見ているとおっしゃっていました。中でも印象に残っているのは、三浦選手が52歳ながらチームでも1番体脂肪率が低い事と、それでも満足せずにレベルアップするため体重を増やすなどピッチ以外での、自分自身の調整を怠っていないというお話でした。
正直、栄養面の事はあまり深く考えていませんでした。これを食べた方がいい、このタイミングで食べた方がいい。という事は分かってはいたものの何故それがいいのかなどは理解していませんでした。
今日のお話を聞いてそれを理解することによって意識がまた自分の中で変わり始めています。
グランド外での部分の重要性に気づかされたので、帰ってしっかりとチームに共有していきます。
今日の講義、実技をきっかけにまた一歩成長できたと思います。
そして今日学んだことを継続しないと結果はついてこないので、継続し続けられるようにしていきます。

有田天吾 選手(駒澤大学高等学校 1年)
本日は貴重なお時間を設けていただきありがとうございました。
今回のような指導者研修会へ参加するのは初めてだったので、とても新鮮でした。
体験を通して、自分の活動前の準備や、身体への意識がまだ足りないと実感しました。
ストレッチ、体幹、食事の面を、部活のコーチやトレーナーに教わったことだけではなく、本日の体験で得た情報を活かしていきたいと思いました。またこのような機会があったら参加させていただきたいと強く思いました。本日はありがとうございました。

樋浦尚輝 選手(駿台学園高等学校 1年生)
今日はこのような機会を頂きありがとうございました。
今回のウォーミングアップトレーニング、体幹トレーニングはいつも意識していてもなかなか1人では出来ないですし、専門家に見てアドバイスをもらいながらやれたのは貴重な体験となりました。
今回体験した事そして明治の大前さんのお話などを意識してまた、部活動の他のメンバーにも還元して行きたいと思います。

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