アカデミー熊本宇城 U-13(10期生)が11期生選考試験のサポート ~JFAアカデミー熊本宇城 スタッフ通信Vol.3
2018年10月16日
JFAアカデミー熊本宇城でU-13(10期生:中1)を担当している西條祐平です。JFAアカデミー熊本宇城に勤務して今年で2年目になります。
今回は11期生選考試験でのサポートについてご紹介いたします。
U-13の選手たちは、9月末に1次選考試験のサポートを行いました。「人に教えることが、最上の学びの方法である」という言葉もあるように、この試験サポートの目的は、アカデミー生自身の成長につなげていくことです。
試験サポートの狙いとしては2つ。1つ目は、「感謝の気持ちを持つこと」です。普段スタッフが行っている練習の準備などを、一人ひとりが経験することによって、サッカーをするためにはプレーヤーだけでなく、多くの人が関わっているということに気づかせること。そして2つ目は、「相手の立場になること」です。受験生が緊張せず試験に臨めるように、笑顔で接し受験生のことを考えて行動することで、相手の立場になって物事を考えることが大切なことにも気づかせることができたと思います。
1次選考試験のサポートの振り返りとして、自分のことだけでなく仲間にも目を配れるようになってほしいと私からU-13の選手たちに伝えました。1次選考試験のサポートを終えてから、アカデミー生活において、洗濯や食事の準備などを自ら率先して行っている選手の姿も目につくようになりました。
12月には最終選考試験が2泊3日で行われます。受験生と生活を共にする中で、U-13の選手たちが精神的に更に成長することを期待します。