JFAと慶應SDMが「JYDデザインキャンプ」を初共催
2016年08月05日
公益財団法人日本サッカー協会(以下、JFA)と慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科(以下、SDM研究科)はこの度、共同開催でシステム×デザイン思考を適用したアイデアソンやハッカソンなどを行う「JYDデザインキャンプ」を9月11日(日)から10月10日(月・祝)の1ヶ月にわたり実施します。また、本デザインキャンプの参加者を本日8月5日(金)より募集開始します。
本デザインキャンプは、JFAが2016年よりスタートした育成・支援分野のプログラム「JFA Youth Development Programme(略称、JYD)」の活動の一貫として、日本サッカーの未来を創るための新しいアイディア、事業の創出を目的に、多様な社会課題に対し、システム×デザイン思考による解決のための取り組みを行っているSDM研究科との共同開催により実施します。参加者の対話による課題の理解やアイディア創出を行う「アイデアソン」(9月11日開催)と、創出したアイディアを具現化して検証を行う「ハッカソン」(10月10日開催)の2つのイベントなどが含まれています。
JFAが2005年に掲げた「JFA2050年宣言」の中で2050年の目標とした「サッカーファミリー1000万人」達成のために、またJFAの組織理念の一つである「サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する」事を念頭に、これまでにない新しいアイディアを、一般公募から選ばれた50名の方々と一緒に考え、創る新しい試みとなります。
第1回のテーマは”Football for Family”です。家族のために、仲間のために、地域のために、サッカーが出来る事をあらゆる視点から考えます。
「JYDデザインキャンプ」
1)参加対象:高校生以上のどなたでも参加ができます
2)参加者数:50名(アイデアソンからハッカソンまで一貫して参加できる方を募集します)
3)募集期間:8月5日(金)~8月19日(金)
4)参加方法:詳しくは、こちらをご覧ください
5)アイデアソンの日時及び会場
日時:9月11日(日) 9:30~18:00(予定)
場所:慶應義塾大学 三田キャンパス
6) ハッカソンの日時及び会場
日時:10月10日(月・祝) 9:30~18:00(予定)
場所:JFAハウス
「JFA2005年宣言」の理念とビジョンに基づき、継続的な日本サッカーの発展のためにさらなる普及や次世代選手の育成を促進することを目的としたプロジェクトです。
JYDの活動についての詳しい情報はこちらをご覧ください。
慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科は、慶應義塾創立150年記念事業の一環として2008年4月1日に開設された独立大学院です。最新のテクノロジーが集積された技術システムから、組織やコミュニティのような社会システムまで、現代のあらゆる「システム」を対象とし、システムデザイン・マネジメントを教育・研究対象に開設した世界で初めての大学院です。スポーツもシステムとして捉え、附属のSDM研究所では、「スポーツシステムデザイン・マネジメントラボ(代表:神武直彦准教授)」が様々な活動を行っています。新しい複合領域でリーダーとして活躍する人材の養成を目的とした斬新なカリキュラムは、国内外から注目されています。
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