JFAアカデミー福島男子EAST 2021 JリーグU-14ポラリスにてカターレ富山U-14と試合
2021年11月24日
11月14日(日)に福島県・広野町サッカー場にて2021 JリーグU-14ポラリスの試合がありました。対戦相手はカターレ富山U-14で、遠くから福島県まで足を運んでくださいました。格上のチームとの試合となり課題がたくさん出た一方で、これまでトレーニングで積み重ねてきたことを発揮する場面も見られました。選手たちは更にレベルアップするために試合を振り返り、今後取り組むべき課題を確認しました。
小林惺十郎 選手(16期生/中1)
まずカターレ富山さんに福島まで試合に来てくださったことに感謝します。
試合は1-1の引き分けでした。しかし、僕たちが押し込まれる展開が多く、守備の時間が多かったと思います。その原因として考えたのは前に急ぎすぎて奪ったボールをすぐに奪われたことや、奪った後の攻撃のアイデアが少なかったことだと思います。今後、そういうところは試合中ピッチにいる全員でコミュニケーションを取って確認し、奪ったボールをより大切にしていきたいです。一方で、自分たちが押し込まれる展開が多くても数少ないチャンスを作ってゴールに迫れたことは自信になりました。なので、もっとゴール前の質を上げていきたいです。
今回のポラリスで学んだことをこれから活かしていきます。
末永悠晴 選手(16期生/中1)
僕はこの試合を通して感じた事が1つあります。それは、「フィニッシュ」です。
最近僕が挑戦している背後への動きで、ボールを引き出してゴール前まで行ったことは良かったですが、相手と1対2の状況で前線に上がってきた味方にパスをしてしまい取られてしまいました。そこで思ったのが「なぜパスをしたのか?」、「ゴール前では常にシュートを意識しなければならない場面でなぜシュートを撃たなかったのか」ということで、それはゴールから逆算してプレーしていないことに原因がありました。ゴールから逆算してプレーすればゴール前ならば絶対ゴールを見るはずだが見ていなかったこと、そこが課題だと感じました。なので、これからは「ゴールから逆算したプレー」、「積極的にシュートを打つこと」、「シュートの質」、 そして最後は「決めきること」、この4つのことを練習や試合の時に意識していこうと思いました。
松下歩夢 選手(16期生/中1)
カターレ富山U-14の皆さんは片道6~7時間程かけて、福島県まで試合しに来てくれました。本当に感謝しています。
この試合では、僕は前後半とも普段やっているボランチをやりました。立ち上がりは相手にボールを保持されていて、厳しい時間が続き、開始早々失点してしまいました。しかし僕達は下を向かず、みんなで鼓舞しながらいろんなことにチャレンジしていきました。そして、相手のスピードに慣れだんだんと相手と対等に戦えるようになっていき、何回か良い形で崩す事ができるようになりました。その流れで1点取り返す事ができました。その後はチャンスを作ったりピンチになったり五分五分の戦いになりました。その後もゴールを揺らす事が出来ずにそのまま決着がつかずに終わりました。
全体の試合内容は決して悪くはなかったと思いますが、1対1の球際を強くすることやパスのスピードとその精度をあげること、ゴール前で決められるところを決めきることなど細かい所をもっと練習して精度を上げていきたいなと思いました。
これから、中2、中3と年上とやる事があると思うので、その時はたとえ体格差で負けていても、そんな事を言い訳にせず立ち向かっていきたいと思います。