JFAアカデミー福島U-15WEST 日本クラブユースサッカー選手権大会を終えて
2021年08月27日
JFAアカデミー福島のU-15WESTチームが北海道帯広でおこなわれた日本クラブユースサッカー選手権大会に参加しました。
予選リーグは、松本山雅FC U-15、ウイングスU-15、セレッソ大阪西U-15、決勝トーナメントはレノファ山口FC U-15との試合でした。それぞれ、北信越、関東、関西、中国地域の代表との試合となり、普段試合をすることができないチームとの対戦は、選手にとって貴重な経験となりました。
結果としては決勝トーナメント1回戦での敗退となり、チームとして納得のいく結果とはなりませんでしたが、この敗戦を糧にチーム全体がさらなるレベルの向上を目指して、日々のトレーニング、ゲームに励んでいきます。
大須賀元 選手(14期生/中3/JFAアカデミー福島U-15WEST)
予選リーグの3試合は全てが1点差の接戦で、チーム同士の力の差がなく難しいゲームが3試合続きました。そのなかでもベンチメンバーを含めた全員で戦うことができ、3戦全勝で決勝トーナメントに進むことができました。
休息日を挟んでの決勝トーナメント初戦、相手はレノファ山口FCでした。自分たちは16本のシュートを打ち1得点、相手は2本のシュートで1得点と決定力の差が最終的に敗因となりました。PK戦は緊張もあり、いつも練習していた自分のキックができず外してしまい、とても悔しい思いをしました。残された公式戦で今回味わった悔しさをしっかりと晴らしたいと思います。
今回の大会を通して、個人としては守備の部分で1対1のチャレンジ、そしてボールを奪い切ることができた部分は良かったと思います。一方で攻撃の時に縦へ突破していくプレー、その後のクロスの質の部分が低かったので、今後しっかりとトレーニングしていきたいと思います。
松本遥翔 選手(14期生/中3/JFAアカデミー福島U-15WEST)
予選リーグの初戦はチームとして緊張もあり固いゲームとなりましたが、初戦で勝点3を取ることができたのは良かったと思います。その勢いのまま残り2試合も勝利し、3戦全勝で決勝トーナメントに進みました。
決勝トーナメント1回戦、レノファ山口FCとの1戦は、前半は先制点を奪いチームとしてしっかりと戦うことができました。しかし後半は攻めながらも追加点を奪えず、逆に後半残り少ない時間で相手に得点を奪われ、PK戦に持ち込まれてしまいました。チームとしてしっかりとゲームを終わらせること、集中力を試合終了まで切らさないということが課題として残りました。自分はキャプテンとして試合終了までリーダーシップを発揮し、チームメイトに対して声をかけ続けなければならなかったと感じています。
今回の敗戦をしっかりと受け止めて、東海リーグ、そして冬の全国大会に向けて、もう一度個人としてもチームとしても努力しなければならないと思います。
斎藤滉生 選手(15期生/中2/JFAアカデミー福島U-15WEST)
僕は今回の大会に、中学3年生のチームの中で中学2年生として参加しました。最初はチームに慣れることができるか不安でしたが、先輩たちの優しさもありすぐに馴染むことができました。大会前からチームに合流し、練習、試合を重ねてきました。そのなかで、自分のプレー、特徴をしっかりと出すことができるようになりました。
大会の結果としては決勝トーナメント1回戦で敗退。何が足りなかったかと考えた時に出てきたのは、「責任感」という言葉でした。その最後の試合でも先制することができましたが、その後の時間は全員の責任感が低く、それぞれ状況に応じたプレーができていなかったと感じました。今後はチームの一員としてやるべきことを全員がしっかりとやりきるという責任感を強く持ってプレーしなければならないと思います。
またピッチ上だけでなく、普段の生活の部分から周りに流されず、その時々で自分で考え何をしなければならないかを追求していかなければならないと感じました。
今回はオンオフの部分を通して自分にとってすごく良い経験ができました。この経験を自分だけのものとして留めずに、同学年の仲間にもしっかりと伝えていこうと思います。