キッズ巡回レポート(7/13)
2021年08月20日
日本サッカー協会では、各都道府県のキッズ委員会を中心に「巡回指導」を各地で開催しています。
「巡回指導」では、各都道府県協会の巡回指導員が幼稚園や保育園、小学校に出向き、子どもたちにサッカーを楽しんでもらう各種プログラムを提供しています。サッカーの経験や知識があまりなく、なかなか自信を持って教えることができない保育士の皆さんや先生方に、サッカーの指導を専門とするスタッフが加わって、子どもたちがボールを使って体を動かす時間を設ける取り組みです。ここでは各地での巡回指導の様子をご紹介します。
年長児13名でサッカー教室を行いました。
頑張ることの大切さや出来た時の喜びを伝えると自分たちから積極的に取り組む事ができました。
また、提示したメニューを自分たちで考えて行動できるようになり、短い時間の中でも、子どもたちの成長を感じることができました。
橋爪勇樹(かんづめコーチ)スタッフ(FA巡回指導員)
活動の目的として『失敗をしても何度も諦めず、チャレンジしよう!』と位置付け、どんどん積極的にプレーできるよう促しました。
開始当初は失敗して泣いてしまったり、難しくなるとやる前から諦める子どももいましたが、回数を追うごとに成功する頻度が増加していきました。終了間際も「もう終わり?」「もっとやりたい!」という発言が子どもたちから聞けたので良かったです。
井上雄幾(いのししコーチ)スタッフ(FA巡回指導サポートコーチ)
元々コーチの話をしっかり聞くことができていたので、動作やルールにたいしてより詳しくアプローチできました。できないことに挑戦する楽しさやできるようになった時の嬉しさを、身をもって体感してくれたのではないかと思います。また、時間が経つにつれて子どもたちで協力しあったりと、自分たち自身で良い雰囲気を作れていました。最後のゲーム形式でも白熱したバトルを繰り広げていて、シュートが入ったらチームメイトと大歓声を上げていました。
白須由貴 先生(巡回先関係者)
活動中に笑いを取り入れるなど、子どもたちが最後まで楽しんで参加することができました。
いつも話を聞くことが苦手な子も、コーチの話に耳を傾けて真剣に取り組む姿も見られ良かったです。
ありがとうございました。