今年度最初の男子のエリートプログラムU-14が福島県Jヴィレッジでスタート
2021年07月19日
多くの関係者・選手所属チーム・所属学校・保護者のご協力とご理解のもと、7月18日(日)より、男子のエリートプログラムとしては今年度最初のキャンプとなる、エリートプログラムU-14が福島県のJヴィレッジでスタートしました。
2003年からスタートしたエリートプログラムは、将来の日本代表を育成する場として大きな役割を担って活動しています。
「個の育成」を目標とし、「選手の自立」を促す働きかけも行っています。今回のキャンプでは感染予防対策として、SmartAmp法による検査で参加者全員の陰性を確認し、活動中もより安全で安心な環境作りを徹底しています。
4日間のキャンプのなかで、トレーニング、ミーティング、グループディスカッションなど様々なプログラムが予定されており、今回のキャンプには全国から選ばれたU-14年代25名の選手が集まりました。
キャンプ初日は千葉県高円宮記念JFA夢フィールドでSmartAmp法検査を実施後、キャンプ地である福島県のJヴィレッジに向かいました。
初日のトレーニングでははじめは多くの選手に緊張がみられましたが、徐々に自分らしいプレーも随所にみせるようになりました。
トレーニング後はミーティングを行い、中嶋亮介ドクターおよび小島侑史朗トレーナーから食事や身体の使い方の重要性、ケアの徹底などに関するレクチャーが行われました。
キャンプは7/21(水)まで予定されており、この後もトレーニング、紅白戦、練習試合、オフザピッチプログラムなど様々な側面から選手にとって刺激となる活動が行われる予定です。
宮本亨 コーチ(アビスパ福岡)
まずは、新型コロナウイルスの大変な環境下において、貴重な時間と場所に帯同させていただき大変感謝しています。木村監督のミーティングで今回のトレーニングキャンプで自分はどんなプレーができるのか、味方はどんなプレーをするのかなど自分と味方を知ること、そのためにピッチ内外で自ら考えて行動することを意識させてトレーニングに入りました。初めて会って慣れないメンバーや環境でうまくいかないことも多い中で、自分の特徴を出そうとしている選手、積極的にチャレンジする選手たちを見て、私自身、日頃からU-14年代を指導していますが、全国から集まったレベルの高い選手を見ることで多くの気付きや刺激を初日から受けました。初日ということで、移動疲れや緊張もあったと思うので、2日目以降も選手たちが主体性をもってピッチ内外で行動し成長できるように全力でサポートしていきたいと思います。
山本天翔 選手(ガンバ大阪ジュニアユース)
まず、コロナ禍の中このような機会を与えていただき本当に嬉しく思います。
1日目は、千葉で検査を受けてからJヴィレッジに移動という難しい一日でしたが、無事陰性でホッとしています。
このキャンプでの目標は、自分の持ち味を存分に出す事と、監督やコーチたちの印象に残ることです。
残りの3日間、自分に何が出来るのか、自分には何が足りないのかを知って、失敗を恐れずどんどんチャレンジして、色んな事を吸収していきたいと思います。
ノグチピント天飛 選手(柏レイソルU-15)
はじめに、コロナ禍で大変な時にこのような特別な機会を与えられたこと、Jヴィレッジという素晴らしい施設で生活できることを嬉しく思います。
僕は昨年もこのエリートプログラムに参加させてもらい、その際も自分の足りないところを痛感し、身にしみて感じました。
昨年と同様に、全国からトップレベルの選手達が集まって来るので選ばれたと聞きたときには泣きそうなほど嬉しかったです。
2回選ばれたからと言って他の選手と何か違うわけでもないので、少しでも人の目を引き付けられるように違うところを見せられるように頑張ろうという気持ちでトレーニングに望みました。
2度目のエリートキャンプということでみんなの中心となれるようピッチ内でもピッチ外でも皆を引っ張っていけるようこの初日を過ごしました。
今日のトレーニングでは皆は簡単にできていることが自分は集中しないと出来ないことが多かったですが、自分の特徴の逆足のパスセンスや、シュートブロックが、少しは通用したことでほんの少しホッとしています。
このキャンプの4日のうち、あっという間に1日が過ぎてしまいました。残りの3日間を自分の将来のために有意義な時間と出来るように頑張っていきたいです。