2019年度第1回の開催となる女子GKキャンプが2月1日(金)、J-GREEN堺で始まりました。今回はU-23年代から11名、U-12年代から10名の計21選手が全国から集まりました。

初日となったこの日はウォーミングアップから始まり、フィジカル測定、各カテゴリーに分かれてのトレーニングを行いました。また、夜は両カテゴリー合同でミーティングをを実施。一人ずつ自己紹介を行い、このキャンプでの意気込みなどを発表して互いの理解を深める時間となりました。翌日2日(土)からは午前、午後とトレーニングを行っていきます。

コーチ・選手コメント

安齋 和之 ナショナルトレセンコーチ（FC BLOOM）
初日はフィジカル測定からスタートしましたが、慣れている選手も初めての選手も意欲的に臨んでいました。その後、U-12は5対5のゲーム、U-23はシュートストップのトレーニングを行いました。U-12は、初めこそ緊張のためかプレーにぎこちなさが感じられましたが、ゲームを進めるうちに選手同士のコミュニケーションが増え、積極的なプレーが見られるようになりました。U-23はゴール前のさまざまなシチュエーションからのシュートストップのトレーニングを行い、迫力あるプレーが随所に見られました。夕食後のミーティングでは「自分のストロングポイント」「普段のトレーニングで心掛けていること」「キャンプでの目標」をそれぞれ発表してもらいました。各自が高い目標をもってキャンプに臨んでいることが感じられました。その後、轟コーチから「GKのプレー分析」について映像を交えてレクチャーを行い、どちらのカテゴリーの選手からも積極的な意見が聞かれました。U-12の選手は、U-23の選手の発言や行動をよいお手本として身近で感じることができ、U-23の選手も選手同士積極的にコミュニケーションを取ったり、U-12の選手を気にかけてくれたりと、とてもよい雰囲気で初日を終えることができました。

越後希波 選手（U-23／ニッパツ横浜FCシーガルズ）
同年代のGKが集まってトレーニングをすることはとても貴重なことで、個人として成長することができる素晴らしい環境だと思っています。初めて一緒にトレーニングをする選手とも自分から積極的にコミュニケーションを取り、たくさんの選手のプレーを見て学び、修正点があれば仲間と話し合い改善していきたいと思います。三日間を通して、自身にプラスになるよう、明日からのトレーニングもひとつひとつこだわり、自分に厳しく取り組んでいきたいです。少しでも成長して自チームに戻り、チームに貢献できる選手になります。

水口茉優 選手（U-23／日体大FIELDS横浜）
女子GKキャンプに初めて参加しました。同年代のGKとトレーニングを行うことで、たくさんの刺激をもらっています。GKにとって大切なことは、技術はもちろんコミュニケーション能力だということを今日のトレーニングでより一層感じました。初めて一緒にトレーニングする選手がほとんどだったので、積極的にコミュニケーションを取るように心がけました。三日間という短い時間ですが、自分の持ち味をしっかりと発揮し、多くのことを吸収して成長したいです。明日からのトレーニングも自分らしく明るく元気に取り組みます。

露木華瑠 選手（U-12／島田プリンセス）
昨年、セレクションキャンプに参加した際も同じフィジカルテストを行いましたが、その時は良い記録が出せませんでした。今回は垂直飛びなどで前回より良い記録を出すことができました。明日からは本格的なトレーニングになるので、一緒に参加しているU-23の選手や自分よりレベルの高い同学年の選手からひとつひとつ技を盗んで、自分の得意なことにできるように頑張ります。

松本メイ乃 選手（U-12／美作フットボールクラブ）
初めて会う選手ばかりで少し緊張しましたが、みんなすぐに仲良くなることができ、このキャンプがとても良いキャンプになると感じました。あと2日間、さらに積極的にU-23の選手とも関わり、いろいろな選手から良いプレーを盗み、成長できるようにしたいです。

スケジュール

※スケジュールは変更する場合があります。