JFAエリートプログラムU-14 充実の韓国遠征を終える【JOC日韓競技力向上スポーツ交流事業】
2018年11月12日
JOC日韓競技力向上スポーツ交流事業として韓国の木浦国際フットボールセンターに遠征をしていたU-14日本選抜は、U-14韓国代表とのトレーニングマッチを1勝1敗として活動を終了しました。
11月5日(月)から韓国に遠征していた日本選抜チームは10日(土)に成田空港に帰国しました。
今回、全国9地域から選出された中には初めてこの活動に参加する選手が半数以上いたため、最初は緊張して周りとのコミュニケーションを積極的に図れない子も多かったです。しかし、U-14韓国代表との第1戦に負けてしまってからは、選手間でも次戦にむけ多くの会話が見られ、自分の気持ちを出していくことで見事に第2戦ではリベンジを果たすことが出来ました。
また、今回の遠征中には、韓国の選手たちとも積極的に交流をしました。試合の中日には両チームで木浦市のショッピングモールに行き、日本選手2名と韓国選手2名が一緒になって買い物をしました。言葉が通じない中でも仲良く会話する姿が見られました。その日の夜には両チームでバーベキューをして、同じテーブルで食事を取ることで大いに盛り上がりました。今回の韓国遠征でJFAエリートプログラムU-14の今年度の活動を終了しました。
濱崎芳己 監督(日本サッカー協会ナショナルトレセンコーチ)
JFAエリートプログラムU-14の韓国遠征は、トレーニング最終日に第2戦となるU-14韓国代表とのゲームを行いました。1戦目に0-2で負け、自分たちの力を全て発揮できなかった選手たちは、トレーニングや数多くのミーティングを経てこの2戦目に非常に高いモチベーションで臨むことができました。ルーズボールでの競り合いや相手ゴールへの気迫、ボールを支配してより多くのチャンスを作ることなど、随所に良いプレーを見ることができました。2-0と勝利をして、ゲームを終えた選手たちの表情からこのキャンプでの成果を感じることができました。仲間との結びつきを感じコミュニケーションを取ること、それがプレーに大きく影響したことをほとんどの選手が言葉にし、日常の過ごし方や日常のトレーニングで今以上にやらなければいけないと今後への抱負も語ってくれました。また、その中でもミスに対しての分析や仲間とプレーの確認をする姿も見え、大きな課題も確認することができました。
遠征を通して韓国の選手たちとの交流でも言葉が通じなくとも何かを伝え合い、この数日間で友情も芽生えたことと思います。この年代の選手たちにとって全ての活動がかけがえのない経験になったことは間違いありません。今後にこの経験をどう活かすかが彼らのサッカー人生に大きく左右するとともにサッカー以外の場面にも糧となってくれると思います。このキャンプを行うにあたり、韓国サッカー協会をはじめ、選手を派遣していただいた学校、所属チームの方々にお礼を申し上げます。
11月6日(火) | AM/PM | トレーニング | ||||
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11月7日(水) | AM | トレーニング | ||||
0-2 | フレンドリーマッチ第1戦 vs. U-14韓国代表 | |||||
11月8日(木) | AM | トレーニング | ||||
PM | オフィシャルアクティビティ | |||||
11月9日(金) | AM | トレーニング | ||||
2-0 | フレンドリーマッチ第2戦 vs. U-14韓国代表 |
※時間はすべて現地時間です。
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。