JFA.jp

JFA.jp

EN
ホーム > JFA Youth & Development Programme(JYD) > 事業紹介:国内競技会開催事業 > 最新ニュース一覧 > 横浜FMが大量7得点でプレミア初参入の桐生第一を破る 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2022EAST第2節

ニュース

横浜FMが大量7得点でプレミア初参入の桐生第一を破る 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2022EAST第2節

2022年04月11日

横浜FMが大量7得点でプレミア初参入の桐生第一を破る 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2022EAST第2節

高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2022EAST第2節が4月9日(土)、10日(日)に行われました。9日の太田運動公園陸上競技場では桐生第一高校(群馬)と横浜F・マリノスユース(神奈川)が対戦しました。

ピックアップマッチ

桐生第一高校 0-7(前半0-3、後半0-4)横浜F・マリノスユース

今季からプレミアリーグ初参入を果たした桐生第一は、第1節が延期となっていたため、これが最初の試合となります。一方、横浜FMは初戦で横浜FCユース(神奈川)との横浜ダービーを3-1と制しており、その勢いをもってこの試合に臨みました。慎重に試合へ入った桐生第一を序盤から飲み込みにかかります。

横浜FMの大熊裕司監督が「まず前へ、ゴールへ向かうという意識付けは継続して行ってきた」と語るとおり、果敢に桐生第一ゴールを目指すスタイルが、開始15分で形となります。右サイドを破ったFW内野航太郎選手(#9)が「シュートを打ちたかったけど、角度がなかったのでファーを狙った」というクロスボールを送ると、「あそこのスペースは狙っていた」という逆サイドのMF飯村太基選手(#47)が頭で合わせ、先制点を奪い取ります。

対する桐生第一も反撃を試み、23分にはMF岡村葵選手(#7)がGKと1対1になる絶好機を迎え、27分にはMF諏訪晃大選手(#10)が鋭いドリブルからのシュートを放つなどチャンスもつくりますが、ゴールネットは揺らせません。そして桐生第一の中村裕幸監督が「あそこで決められるかどうかだった」と振り返ったように、これが試合の分岐点となりました。

ここから横浜FMは守備でも「前から」の意識を徹底しており、後ろからつないでゲームをつくっていく意識の高い桐生第一を激しいプレッシングで追い込みます。桐生第一の諏訪選手が「思っていた以上だった。今までやってきたチームとは寄せのスピードがまるで違う」と語ったように、なかなかボールを運べません。

逆に32分には内野選手が「一人で打開するプレーを増やすことは、ずっと練習から意識してきた」と語る反転突破からの見事なシュートを決めて2点差に広げると、内野選手は前半終了間際の45分にはPKも決めて3-0とリードを広げます。

後半も流れは変わらず、56分に内野選手がハットトリックを達成し、63分にはMF篠原佑岳選手(#8)が直接FKを決めて、5-0。その後桐生第一が退場者を出す流れの中で、横浜FMは交代出場のFW望月耕平選手(#40)とMF川村舞弥選手(#17)にもゴールが生まれ、7-0の完勝となりました。

ホームでのデビュー戦で黒星となった中村監督は「横浜FMが本当に素晴らしかった」と対戦相手を称えつつ、「体感しないと見えてこないものが見えた試合だったし、感謝しないといけない。これで次は柏レイソルU-18とできる。本当に幸せなことだと思って準備して、次の試合に臨む」と気持ちを新たにしていました。

一方、大勝した大熊監督は「トレーニングでやってきたことを出せた部分はある」としつつ、「もっとスピードを上げられるし、もっとクオリティーも出さないといけない」と勝って兜の緒を締め直し、さらに上のレベルを目指すことを誓いました。

監督・選手コメント

中村裕幸 監督(桐生第一高校)
Jのユースチームや大学生とも事前の準備試合を重ねてきましたが、やはり練習試合で戦うのと、公式戦で戦うのは違うと感じました。このゲームを体感できたのは意味があったと思いますし、もう5分でも長く自分たちの時間帯をつくれるようにならないと対抗できないと選手たちも感じた試合だったと思います。横浜FMさんが最後まで全力で戦い続けてくれたことでより学びが深くなったと思いますし、本当に感謝しています。

MF #10 諏訪晃大 選手(桐生第一高校)
前半に自分たちのチャンスもあった中で、そこを決めていかないと勝てないと感じた試合でした。1点でも取れればと思っていましたが、自分はシュートを1本しか打てず、悔しい気持ちです。この試合があって良かったと思えるようにしていかないといけない。チームとして逃げの姿勢ではなく、もっとチャレンジャーにならないといけないと感じています。

大熊裕司 監督(横浜F・マリノスユース)
選手たちはよく戦ってくれましたが、試合内容には満足していません。もっとやれると思っていますし、選手たちがトップチームに入っていくことを考えれば、まだまだやらないといけないことばかりです。選手たちの走力など、このサッカーをするためのベースの部分は上がっていると感じていますが、これでもまだまだです。より改善していければと思っています。

FW #9 内野航太郎 選手(横浜F・マリノスユース)
去年は得点王争いに勝てなくて(2位)本当に悔しかったので、今年は本気で狙っています。そのために得点の形を増やさないといけないと思っていて、今日の1点目(チームの2点目)はその成果を出せたのでうれしかったです。ただ、3点決めることができましたが、もっと取れたと思っているので満足はしていません。

その他の試合結果

JFAアカデミー福島U-18 1-2(前半1-0、後半0-2)大宮アルディージャU18
青森山田高校 1-0(前半0-0、後半1-0)FC東京U-18
前橋育英高校 5-1(前半0-0、後半5-1)市立船橋高校
川崎フロンターレU-18 2-1(前半1-1、後半1-0)流通経済大学付属柏高校
横浜FCユース 3-1(前半1-1、後半2-0)柏レイソルU-18

JFAアカデミー福島U-18(静岡)と対戦した大宮アルディージャU18(埼玉)は前半に先制を許しますが、後半にFW前澤拓城選手(#9)が2ゴールを奪い、逆転勝利をつかみました。青森山田高校(青森)は48分のDF小林康人選手(#15)のゴールでFC東京U-18(東京)を破り、開幕連勝を達成しました。前橋育英高校(群馬)と市立船橋高校(千葉)の高体連対決は、後半に前橋育英の攻撃陣が5得点を重ね、前橋育英がプレミア初勝利を挙げました。川崎フロンターレU-18(神奈川)と流通経済大学付属柏高校(千葉)の一戦は、1-1で迎えた70分に川崎FのMF岡野一恭平選手(#11)が勝ち越しゴールを決めて、川崎Fが2連勝しました。横浜FCユース(神奈川)は後半の2得点で柏レイソルU-18(千葉)を突き放し、今季初勝利を挙げました。

大会期間:2022年4月2日(土)~2022年12月4日(日)

大会情報はこちら

アーカイブ

JFA Youth & Development
Official Partner

  • トヨタ自動車株式会社
  • ニチバン株式会社
  • 株式会社モルテン

JFA Youth & Development Programme(JYD)

  • JFA Youth & Development Programme(JYD)資料請求&お問合せ
  • JFA Youth & Development Programme(JYD)
JFAの理念

サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、
人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。

JFAの理念・ビジョン・バリュー