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キッズ巡回指導レポート(9月)
2018年11月23日
JFAでは、各都道府県のキッズ委員会を中心に「巡回指導」を各地で開催しています。「巡回指導」では、各都道府県協会の巡回指導員が幼稚園や保育園、小学校に出向き、子ども達にサッカーを楽しんでもらう各種プログラムを提供しています。サッカーの経験や知識があまりなく、なかなか自信を持って教えることができない保育士の皆さんや先生方に、サッカーの指導を得意とするスタッフが加わって、子どもたちがボールを使って体を動かす時間を設ける取り組みです。 ここでは各地での巡回指導の様子をご紹介します。
9月10日(月) せいけんじこども園(香川県小豆郡小豆島町)
瀬戸内海の「小豆島」にある「せいけんじこども園」に、毎回フェリーで渡っています。こちらの園は年間5回の申し込みがあり、サッカー教室後においしい給食を園児たちといただいて帰ります。
コメント
岸本恭士 スタッフ
年中さんの時から参加していただいており、年長さんになっても「きっしー!」と覚えていてくれるのが嬉しいです。今回は室内でしたが、男の子も女の子もとても活発で活き活きとおにごっこやシュートを行い、最後のゲームはとても盛り上がりました。
9月13日(木) 南の星幼稚園(静岡県浜松市)
今回は年長児12名で行いました。隣接している小学校の広い校庭で行い、体いっぱいに動くことができました。
園児のみんなも最初から最後まで元気よく取り組んでくれました。
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藤井貴 スタッフ(FA巡回指導員)
サッカーを楽しく行うために園児の皆さんと約束事を確認して教室を行いました。とても活発な園児が多く、教室の間には約束事を再度確認しながら全体をコントロールして行いました。教室の最後の試合ではボールの奪い合いやゴール前での攻防が激しく白熱した試合になりました。年中クラスの子たちも外からいっぱい応援してくれて試合も盛り上がり、得点できた時にはみんなで大喜びでした。
大畑 先生(南の星幼稚園)
園児たちは今回のサッカーをとても楽しみにしていました。年長のクラスは約半数が日系の園児でとても活発な子が多くいます。はじめにコーチからお話をしっかりと聞くことなど約束事を確認してから教室を行ったので、園児たちも約束を守りながら楽しくサッカーをすることができました。
9月13日(木) ウェルビューいずみ(秋田県秋田市)
年長22名と巡回指導でした。時折曇り空の下、園児たちはめいっぱい走り回り、汗をかいていました。今回はスタッフ2名と子どもたちと元気いっぱい触れ合うことができました。
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髙橋淳 スタッフ(FA巡回指導員)
いつもチャレンジ精神旺盛の年長さんたちです。今回も諦めずにみんなでチャレンジしてくれて、とてもやりがいのある巡回指導でした。
黒川喬重 スタッフ(TOYOTA指導員)
男の子も女の子もみんな元気いっぱいで汗をかきながらも楽しんでいました。チャレンジしてできた時の笑顔がとても印象深く残りました。
9月18日(火) ひらまつの杜(宮崎県宮崎市)
まだまだ残暑も厳しく、園児たちの体調も考え、給水時間や日陰での休憩を多めに取りながら活動しました。園児たちは、最後まで元気よく活動していました。
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大西健介 スタッフ(FA巡回指導員)
残暑が厳しく、園児たちの体調も考え、給水時間や日陰での休憩を多めに取りながらの活動となりましたが、最後まで元気に活動できていました。久しぶりのサッカー教室ということもあり、園児が楽しめるようなレクリエーションゲームや試合の時間を多めに設定し、サッカーの楽しさを感じてもらえるような内容にしました。
日渡愛美 先生(ひらまつの杜)
残暑が厳しい中、また久しぶりのサッカー教室で園児たちの体調が心配でしたが、笑顔で元気いっぱい楽しんでいたと思います。やはりゲームは楽しいようで、まだまだやりたい感じだったことが印象的でした。
9月26日(水) やまゆり保育園(大阪府東大阪市)
巡回指導の保育園にご協力いただき、巡回指導スタッフによる指導者研修会を実施しました。いつもと違うスタッフがメニューを行いましたが、子どもは楽しくサッカーに取り組んでいました。大阪府では指導者研修会を年間2回予定しています。巡回指導にあたるスタッフの指導力のスキルアップが目的です。
コメント
中村伸也 スタッフ(FA巡回指導員)
今回が1回目の研修会となりました。前年度と同様、スタッフ間で色々な意見共有ができ、非常に学びの多い会となりました。これからの指導につなげていけるよう、また続けて行う予定です。
9月28日(金) 雄湊幼稚園(和歌山県和歌山市)
今回は年長(5歳児)を対象に実施しました。5歳児は132名(男59、女73)です。
動き作りから始まり、ボールフィーリングでは手で扱う(投げる、突く等)から足で扱うことで、ボールタッチ等からドリブルにスキルアップできました。
ドリブル中、笛の合図でボールを止め、止める場所を順番に変える等の動きをしました。
ドリブルをしているところをコーチや先生が取りに行ったりして、園庭を走り回りました。
リングを使うケンパは4種類行うが、毎回1つずつ新しいものを入れていくと全員が興味をもって楽しく取り組んでいました。
2人1組では背中合わせになり、ボール移動をし、身体の横、上下を回し、二人の動作の協調性を高めるようにしました。
ボールの取り合いでは向かい合わせでボールを真ん中に置き、コーチの言った所を触る動作(ボールと言ったときにボールを取る等)をしました。人数が多く園庭が狭いので、順番に試合をしました。
コメント
洞ヶ瀬大地 スタッフ(FA巡回指導員)
この幼稚園は年長(5歳児)だけでも132名と人数が多く、先生の指導が良いため集合等が早く、話の聞く態度も良く、どの種目でも立っている子がなく、全員がチャレンジしている姿に好感が持てました。ドリブルの時、手で触る子はほとんどなく、1学期よりも上達し、走り回り先生もボールを取るのに苦労していました。
滝本 先生(雄湊幼稚園)
運動が苦手な子や、ボールを使うことが苦手な子もいますが、ボールを使って遊ぶ中で楽しく運動することが出来たと思います。また、足を使って考えながら動くフープを使っての活動では一学期よりも出来る子が増え、理解して向上している様子を感じました。
鈴木 先生(雄湊幼稚園)
回数を重ねていくことで、どんどんサッカーに興味を持ち、楽しそうに取り組む様子が見られます。足でボールを蹴るときの力の加減なども考えられるようになってきて、様々な面で成長が感じられます。