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一次ラウンドを終え、ベスト4出そろう! 準決勝は名古屋対しながわ、町田対立川【Fリーグオーシャンカップ2022】
2022年05月31日
5月25日(水)から27日(金)の3日間にわたり、東京都・エスフォルタアリーナ八王子でFリーグオーシャンカップ2022の一次ラウンドが行われました。コロナ禍で過去2年間は中止となったため、3年ぶりの開催となった今大会。ディビジョン1の12チーム、ディビジョン2の9チームにU-19フットサル日本代表が加わり、全22チームが日本一を目指して初戦に臨みました。
前回大会優勝の名古屋オーシャンズは、2回戦から登場。3月の全日本フットサル選手権で対戦したデウソン神戸と再戦し、開始50秒で八木聖人選手が先制ゴールを決めると、新加入のダルラン選手のハットトリックを含む12得点をマークし完封勝利を収めました。翌日の3回戦でも試合開始わずか9秒で水谷颯真選手がゴールし相手の出鼻を挫くと、その後もコンスタントに得点を重ねバルドラール浦安に6-0で完封勝利。3年ぶりの優勝に向けて一歩前進しました。
F2リーグから唯一の決勝ラウンド進出となったしながわシティは、2回戦でシュライカー大阪と対戦。開始13秒でサカイ ダニエル ユウジ選手が先制点を挙げると、攻撃力が持ち味の大阪に粘り強く対応し、白方秀和選手の第2PKやGK柿原聡一朗選手のゴールで6得点。6-2で勝利し、3回戦へ進出しました。3回戦では今季F2リーグに復帰したヴォスクオーレ仙台と対戦。ボールの奪い合いが続き決定機がなかなか生まれないなか、どちらも3点を挙げて3-3の同点に。40分間で決着がつかず、PK方式で勝者を決定することになりました。先攻のしながわは1人目のキッカーが失敗。しかし、仙台も3人目のキッカーが失敗し、7人目までもつれ込む接戦に。6-5でPK戦を終えたしながわが決勝ラウンドへ駒を進めました。
初戦でU-19フットサル日本代表と対戦したペスカドーラ町田は、一時2点をリードされる劣勢となりながらもパワープレーで得点を重ねるなど試合巧者ぶりを見せ4-3で辛勝。2回戦ではポルセイド浜田と対戦し、浜田の4倍近いシュートで相手を圧倒し8-0で大勝を収めました。3回戦のボアルース長野戦では開始わずか17秒でAFCフットサルアジアカップ東地区予選から帰国して間もないクレパウジ・ヴィニシウス選手が先制点を奪うと、3分には同じく帰国直後の毛利元亮選手が追加点。2点リードで迎えた第2ピリオドではさらに攻勢を強め6-1で快勝。前回大会に続き、決勝ラウンドへと駒を進めています。
ホームタウンとチーム名称の変更後、初めての公式戦を迎えた立川アスレティックFCは、1回戦でアグレミーナ浜松と対戦。少ない人数ながら粘り強く攻撃を仕掛ける浜松にしっかりと対応し5-1で勝利を収めると、2回戦では今季F2に加入したマルバ水戸FCと対戦しました。両者合わせてシュート数が20本に満たない固い試合展開のなか、試合巧者ぶりを見せた立川が2-1で勝利。続く3回戦では湘南ベルマーレと対戦し、開始26秒で先制を許しましたが、4-2で逆転勝利を収めました。立川は3月の全日本フットサル選手権に続くタイトル獲得、新体制で初の優勝を目指し決勝ラウンドに臨みます。
決勝ラウンドは6月4日(土)、5日(日)に東京都・駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場で行われます。
選手コメント
安藤良平 選手(名古屋オーシャンズ)
スコアだけを見れば2試合とも差がつきましたが、自分たちのやるべきことに集中して取り組み続けた結果が出たと思います。一次ラウンドは無失点で勝てていますが、決勝ラウンドは更に厳しい戦いになると思います。油断することなく1週間準備をして、今シーズン最初のタイトルを獲ります。
皆本晃 選手(立川アスレティックFC)
3日連続でタフなゲームが続きましたが、しっかり結果を出せてよかったと思います。フットサル日本代表の選手たちはAFCフットサルアジアカップ東地区予選から帰国してすぐだったので、チーム全体で合わせることが簡単な状況ではありませんでしたが、全員でがんばって勝ち取ったベスト4です。3月の全日本フットサル選手権で優勝した経験がとても大きく、勝つために必要なことがチーム全体で整理できています。勝つことに対して自信を持てているので、決勝ラウンドでもそれをしっかりと発揮して優勝を狙いたいと思います。