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浦安、名古屋などF1の4チームが準決勝へ JFA 第27回全日本フットサル選手権大会

2022年03月20日

浦安、名古屋などF1の4チームが準決勝へ JFA 第27回全日本フットサル選手権大会

JFA 第27回全日本フットサル選手権大会は3月19日(土)、東京都の駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場で準々決勝の4試合が行われ、ベスト4進出チームが出そろいました。

ペスカドーラ町田(F1/東京)とバルドラール浦安(F1/千葉)の対戦となった第1試合は、浦安が先行する展開となります。4分に左サイドを突破したFP加藤竜馬選手の折り返しから、FP長坂拓海選手が先制ゴールを挙げると、町田も14分にFP本石猛裕選手がゴールを決めて同点に追い付きます。

町田のGKピレス・イゴール選手、浦安のGK藤原潤選手という新旧日本代表GKの活躍もあり、締まった展開となるなか、浦安は32分にイゴール選手にプレッシャーを掛けた長坂選手がボールを奪い、ガリンシャ選手にパス。ガリンシャ選手が無人のゴールに決めて、再びリードを奪いました。しかし、町田も浦安のFP原辰介選手が、この試合2枚目のイエローカードを受けて退場となると、数的優位の状況でFP毛利元亮選手が同点ゴールを記録します。39分には、町田のFP伊藤圭汰選手が2度目の警告を受けて退場になりましたが、数的優位となった浦安は勝ち越しゴールを挙げられずに、試合は延長戦に突入します。それでも延長戦で、ガリンシャ選手のゴールやFP滝田学選手の第2PK、長坂選手のこの試合2点目のゴールを加えた浦安が、5-3で勝利して、準決勝一番乗りを決めました。

2大会ぶりの優勝を目指す名古屋オーシャンズ(F1/愛知)は、唯一のFリーグ・ディビジョン2クラブであるデウソン神戸(F2/兵庫)と対戦しました。序盤は奮闘していた神戸でしたが、地力で勝る名古屋は8分にFPオリベイラ・アルトゥール選手のゴールで先制すると、そこからゴールラッシュを見せ、第1ピリオドだけでアルトゥール選手がハットトリックを達成します。第2ピリオドには、下部組織出身のFP平田ネトアントニオマサノリ選手とFP八木聖人選手が得点を加え、6-0で完勝して準決勝に勝ち上がりました。

立川・府中アスレティックFC(F1/東京)はシュライカー大阪(F1/大阪)との一戦を迎えます。立川・府中は、9分に大阪のFP中井駿斗選手に先制ゴールを許したものの、その3分後にGK黒本ギレルメ選手のゴールで同点に追い付きます。15分には大阪にPKを与えますが、FP加藤未渚実選手のシュートをGK黒本選手が止めてピンチをしのぐと、その直後にFP完山徹一選手のゴールで逆転。さらに第2ピリオドにもFP金澤空選手とFP新井裕生選手が得点を重ね、4-1で勝利しました。

準々決勝の最終試合となったバサジィ大分(F1/大分)とボルクバレット北九州(F1/福岡)の九州ダービーでは、大分のGK矢澤大夢選手の活躍が光りました。まず6分には、ゴールクリアランスからFP小門勇太選手の先制ゴールをアシスト。18分にはセットプレーからFP田村研人選手に強烈なシュートを決められましたが、それ以外の場面では、長身を生かしたセービングでゴールを守り、北九州にリードを許しません。守護神の奮闘に応える形で、FPパカット選手がゴールを挙げ、大分が2-1で勝利して、準決勝進出の切符を手にしました。

大会4日目となる20日(日)には、準決勝の2試合が同じく駒沢屋内球技場で行われます。

監督・選手コメント

小宮山友祐 監督(バルドラール浦安)
相手のストロングポイントであるピヴォに、良い対応ができていたことが大きかったと思います。強度の高い町田のプレスに対して、どうプレス回避をするかは難しい部分もありましたが、ディフェンスの部分で本石選手や毛利選手に良い働きをさせなかったことが大きかったと思います。今日勝たなければ、その先につながらないことをチーム全員が認識していました。今持てる自分の100%を出し切った選手たちを称えたいですし、最後まで良く走り切ってくれたと思っています。

FP #5 星龍太 選手(名古屋オーシャンズ)
大会前から、今大会限りで名古屋オーシャンズを退団することは分かっていましたし、最後だからと言って、すごく感情が上乗せされているわけでもなく、いつも通りの気持ちで、最後までオーシャンズの一員としてタイトルを取りにいきたいと思っています。名古屋で引退することが一番プロ人生としては気持ちよく終われますが、シビアな世界ですし、自分の感情だけではどうにもなりません。頭の中は整理できているので、今はプレーに集中できています。

FP #21 南雲颯太 選手(立川・府中アスレティックFC)
リーグ戦では、なかなか良いパフォーマンスも出せなかったのですが、練習から少しずつ積み重ねて良いプレーを続けて、やっとチャンスをもらえるようになり、チャンスをもらったときにも良いプレーを続けるということを積み重ねてここまで来ることができました。また、ここから積み重ねて、チームの主力になれるように頑張りたい。(全日本U-18フットサル選手権決勝で敗れた齋藤日向選手、中井駿斗選手との再戦は)少し意識していました。彼らが帝京長岡、新潟県選抜のときは、勝ったことがなかったので、勝てて良かったです。

GK #1 矢澤大夢 選手(バサジィ大分)
北九州は前からのプレッシングがうまくて、それに僕たちがハマってしまうことが多かったので、今日の試合のプランとしてはロングボールを多くして、リスクの少ない戦い方をしました。シュートは結構打たれましたが、個人的にはすごく難しいボールもなかったので、それほど枠内シュートが多かったことも気にしていません。ただ、1点目のセットプレーからのシュートでは、壁が割れてしまいました。あれはこれまでも、今日の試合前にも言っていたことなので、もっときつく言って、ああいう失点がないようにしたいと思います。個人的に決勝を戦ったことがないので、少ない人数ですが、まず決勝進出を決めたいと思います。

【ハイライト】ペスカドーラ町田 vs バルドラール浦安
【ハイライト】名古屋オーシャンズ vs デウソン神戸
【ハイライト】立川・府中アスレティックFC vs シュライカー大阪
【ハイライト】バサジィ大分 vs ボルクバレット北九州

大会期間:3月12日(土)~3月21日(月・祝)
会場:大阪/岸和田市総合体育館、兵庫/グリーンアリーナ神戸、静岡県/浜松アリーナ、東京都/駒沢オリンピック公園総合運動場 屋内球技場
決勝:3月21日(月・祝) CSテレ朝チャンネル1 14:55~(生中継)

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