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北海道・水上玄太選手がFリーグ史上初の400試合出場を記録! 元サッカー日本代表・松井大輔選手がFリーグデビューを果たす【Fリーグ2021-2022 ディビジョン1 第8節】
2021年10月12日
10月8日(金)から10日(日)の3日間にわたり、Fリーグ2021-2022 ディビジョン1の5試合が行われました。
東京オリンピック・パラリンピックとFIFA フットサルワールドカップによるおよそ2カ月半の中断期間を経て再開したF1リーグは各地で熱戦を繰り広げました。
再開初戦ではY.S.C.C.横浜と湘南ベルマーレが対戦しました。元サッカー日本代表の松井大輔選手の横浜加入でも注目を集めたこの試合は、開始わずか48秒で試合が動きました。横浜GK田淵広史選手がハーフウェイラインまで上がったところ、ボールをカットした内村俊太選手が鍛代元気選手にパスを出し、これを鍛代選手が無人のゴールに流し込んで湘南が先制に成功します。9分にはカウンターから林田フェリペ良孝選手が放ったシュートが右ポストを叩き、こぼれ球に佐藤玲惟選手が詰めて湘南が追加点。18分には松井選手がピッチに立ち、デビュー戦で存在感を示しますが、得点には結びつかず0対2と湘南リードで第1ピリオドを折り返します。第2ピリオドでは湘南がさらに1点を追加し、リードを3点に広げますが、横浜も意地を見せ35分にはこの日キャプテンマークを巻いた伊藤玄選手のアシストから小林拓夢選手がニアハイにシュートを打ち込み1点を返します。37分にはタイムアウトを取った横浜が堤優太選手をGKに置きパワープレーを仕掛けますが、得点を奪うことができずに試合終了。終始落ち着いた試合運びを見せた湘南が、再開初戦を勝利で飾りました。
第7節終了時点でFリーグ通算399試合に出場していた北海道の水上玄太選手は、北ガスアリーナ札幌46で行われた立川・府中アスレティックFC戦でFリーグ史上初の400試合出場を記録しました。この記念すべき試合で勝利を目指す北海道は3分、GK坂桂輔選手が放ったロングシュートをゴール前の三浦憂選手が触って先制に成功します。しかし、5分にはCKを得た立川・府中がこの流れから新井裕生選手のゴールで試合が振り出しに戻ります。1対1で迎えた第2ピリオド序盤には内田隼太選手のゴールで立川・府中が逆転に成功し、その後は集中した守備でリードを守ります。まずは追いつきたい北海道は粘り強くチャンスを窺うと、34分には先制点同様GK坂選手のアシストから室田祐希選手がゴールを決め2対2の同点となります。終盤まで両者譲らぬ攻防が続きますが、39分、内田選手のキックインに合わせた完山徹一選手のゴールで立川・府中が勝ち越し、2対3で試合終了。接戦を制した立川・府中は、6月20日以来5試合ぶりの勝利を収めました。
なお、名古屋オーシャンズは多くの選手がフットサルワールドカップに出場したことにより、第8節・第9節が延期となっています。
監督・選手コメント
比嘉リカルド 監督(立川・府中アスレティックFC)
最初から最後までうまく試合をコントロールでき、自分たちのゲームにできたと思います。特に第1ピリオドはシュートチャンスを多く作ることができました。ただ、ディフェンス面ではGKが上がってくるところから2失点となり、危ないシーンも多かったので反省し修正しないといけません。(中断前は)4連敗だったので、最後にセットプレーで得点ができ、アウェイで勝点3を取ることができたことは本当によかったです。気持ちよく次に向かうことができます。
上村充哉 選手(立川・府中アスレティックFC)
間が空いた試合だったので難しくなることは分かっていた上で、立ち上がりの失点で流れが悪くなってしまいましたが、勝ち切れたことが何よりもよかったと思っています。試合日程の変更でまた1週間空きますが、今日の試合で中断期間に取り組んできたことが出たところ、出なかったところがあるので、さらに内容を濃くして第10節のバサジィ大分戦に向けてがんばりたいと思います。
金井一哉 監督(エスポラーダ北海道)
コロナ禍の中、たくさんのお客さんに来ていただき、ホームゲーム開催にあたるすべての関係者の方に感謝いたします。試合は中断期間明け最初のゲームとして勝利を目指しチーム一丸となって戦いましたが、悔しい結果に終わってしまいました。そのなかでも自分たちが取り組んだこと、可能性も見えましたし、同じように課題も見えたゲームでした。最後の最後まで諦めずにゴールを目指した選手たちは、素晴らしかったのではないかと思います。この敗戦をしっかりと受け止め、次の旭川でのホームゲームに向けて修正してがんばっていきたいと思います。
水上玄太 選手(エスポラーダ北海道)
F1リーグが再開し、久々のホームゲームということで何としても勝ちたいと強く望んで迎えた試合でした。先制したまではよかったのですが、すぐに追いつかれてしまい、最終的には1点を入れられてしまう、今後は接戦をものにできるようにしていなかないといけないと思いました。ホームゲームでは接戦にしたら勝てるといったところを、もっともっと追求していきたいと思います。
Fリーグ2021-2022 ディビジョン1
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