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小田原での共同開催はホームの横浜、湘南がそろって勝利! 名古屋今季初黒星【Fリーグ2021-2022 ディビジョン1 第6節】

2021年07月13日

小田原での共同開催はホームの横浜、湘南がそろって勝利! 名古屋今季初黒星【Fリーグ2021-2022 ディビジョン1 第6節】

7月10日(土)、11日(日)の2日間、Fリーグ2021-2022 ディビジョン1 第6節の6試合が行われました。
小田原アリーナではホーム&アウェイ共同開催でY.S.C.C.横浜対名古屋オーシャンズ、湘南ベルマーレ対立川・府中アスレティックFCの2試合が行われました。
1試合目の横浜対名古屋では、キックインの流れから名古屋に先制を許した横浜でしたが、わずか21秒で追いつき1-1で第1ピリオドを折り返します。第2ピリオドでは伊藤玄選手のゴールで逆転した横浜に対し、名古屋はパワープレーを仕掛けると、星翔太選手のこの試合2点目となるゴールで同点に追いつきます。その後も追加点を狙いパワープレーを続ける名古屋は試合終了間際にペピータ選手のパスからオリベイラ アルトゥール選手がシュートを放ちますが、これを宿本諒太選手がブロックしこぼれたボールを伊藤選手が無人のゴールにロングシュート。これがゴールネットを揺らし、横浜が3点目を奪いました。このまま試合が終了し、3-2で横浜が勝利。貴重な勝点3を獲得しました。名古屋は今季初黒星を喫しています。
2試合目の湘南対立川・府中では、内村俊太選手のシュートがオウンゴールを誘発し、開始からわずか55秒後で湘南が先制に成功しました。対する立川・府中も3分にセットプレーから森岡薫選手がゴールし同点に追いつきますが、多くのチャンスを作りながらも追加点を奪うことができません。ホームの後押しを受ける湘南は9分、11分と得点を重ね、3-1で第1ピリオドを折り返すと、第2ピリオド序盤にも追加点を挙げ、リードを広げました。その後も激しい攻防を繰り広げ、立川・府中はパワープレーで反撃を狙いますが追撃及ばず5-3で試合終了。湘南が中断前最後のホームゲームを勝利で飾っています。

監督・選手コメント

前田佳宏 監督(Y.S.C.C.横浜)
2連勝でこの試合を迎えたので、相手は名古屋でしたが「一泡吹かせたい」という気持ちでいました。もちろん、外国籍の選手や多くのフットサル日本代表選手がいるチームなので、最後の質の部分で負けてしまうこともあり、その質の戦いになるのではないかと思っていました。私たちはその質で勝負ができるように「切り替えやマークがルーズになり走り負けるのはやめよう」と話していました。昨季残留争いをしていたチームが王者の名古屋に一矢報いたことで、日本のフットサル界にいい影響を与えられればと思っています。

フエンテス 監督(名古屋オーシャンズ)
第1ピリオドは横浜より主導権を握れていたと思います。チームとして積極的に攻撃ができていて、横浜の攻撃はほとんどがカウンターでした。相手にチャンスを作られることもほぼなく、チームとしてのゲームコントロールができていました。第2ピリオドではカウンター合戦のようになり、どちらに転んでもおかしくない展開になりました。第1ピリオドのようにゲームを支配できている時に得点を取ることができなかったことと、自分たちの流れに持ち込めず攻撃のリズムを作ることができなかったことが今回の敗因だったと思います。

伊久間洋輔 監督代行(湘南ベルマーレ)
まずは、熱海で被災した方々にお見舞いを申し上げます。フットサルをできることが当たり前ではない環境で試合ができたことに感謝しています。試合に関しては、立川・府中にはいい選手が多く、今季は調子が上がっていない中でもかみ合うとすごく力が出る相手なので、きちんと対応していこうと話していました。みなさんにご心配をおかけしていた内村俊太も(クラブの規律違反による謹慎処分から)復帰していいプレーをし、いい姿を見せることができました。また、若い選手たちも相手のベテラン勢に食らいついてくれたので、中断期間前の残りの1試合も頑張っていきたいと思います。

上原拓也 選手(湘南ベルマーレ)
最高の雰囲気で試合ができ、勝利ができたことをうれしく思います。中断前のホームゲーム3試合をすべて勝利で終えられたことはベルマーレファミリーとしていいものだったと思っています。復帰した内村選手や、ロドリゴ選手などベテランの選手が点を取って結果を出している中で、中堅、若手が食らいついていかないとチームとして厚みが出ないと思うので、僕たちも結果を出せるように練習から頑張っていきたいと思います。フットサルができることは当たり前ではないので、そのことに感謝を持ちながら残りの1試合を勝ち切っていい状態で次に進みたいと思います。

Fリーグ2021-2022 ディビジョン1

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