フットサル日本代表候補のトレーニングキャンプが、先週に引き続き、8月25日より高円宮記念JFA夢フィールドにてスタートしました。9月5日のＦリーグ開幕前最後のトレーニングキャンプということで今回は各クラブ最大2名の招集となり、10クラブから合計19名の選手が集合。ボルクバレット北九州の米村尚也選手は初の代表招集となりました。

チームは8月25日のお昼に集合し、選手・スタッフの全員がSmartAmp法での検査を行い、陰性の確認が取れてから始動となりました。トレーニング前の最初の全体ミーティングでは北澤豪フットサル委員長よりコロナ禍で代表活動ができるようサポートをしてくれた方々への感謝を忘れないとともに、11月のAFCフットサル選手権に向けて感染予防を徹底しながら充実したトレーニングを実施してほしいと伝えられました。またブルーノ監督から今回のトレーニングキャンプの目的と大会までのスケジュールを説明し、室田祐希選手と加藤未渚実選手を本キャンプのキャプテンに任命しました。

初日のトレーニングは18時から開始し、数的不均衡、セットプレーの確認、最後は短い時間でフルコートでの紅白戦を行いました。久しぶりの招集となった選手も多く、積極的にコミュニケーションを取りながらピッチ内外でチームの戦術やサインプレーを確認する姿が見られました。翌日は午前・午後の2部トレーニングを実施。ブルーノ監督はトレーニングの最中にプレーを止めて体の向きやサポートの仕方、動きだしなど細部にわたり細かい指示をして、チーム全体で戦術理解に努めました。

チームは残りの2日間で3回のセッションを行い、AFCフットサル選手権に向けて更なる強化を図ります。

選手コメント

GK 上原拓也 選手（湘南ベルマーレ）
久々の代表合宿への招集を嬉しく思っています。頭の中に常に代表に入るという気持ちを持っていたので、その気持ちをプレーで表せるように取り組んでいきたいと思います。初日、2日目と高い強度と集中力を持ちながらトレーニングができています。AFC選手権のメンバーに入るために、毎日のトレーニングが競争になると思うので、メンバーに入って、日本代表をワールドカップに連れて行くという気持ちをしっかり持ちながら、プレーで結果を示していけるように、残りの時間も大切にしていきたいと思います。

FP 星龍太 選手（名古屋オーシャンズ）
素晴らしい環境で日本代表合宿ができることに感謝しています。この2日間、強度高くトレーニングできていますが、残り2日間はさらに強度と質を高めて良い合宿にしたいと思います。

FP 加藤未渚実 選手（シュライカー大阪）
練習2日目のメインは攻撃にフォーカスし、ボールを前進するための良い崩しの形が表現できているシーンが多かったです。ただ、シュートを決めきるという面では課題が残ったので、残りの合宿期間では、最後のフィニッシュの部分でもこだわってプレーすべきだと思います。
若い選手や招集歴の長くない選手もいて、戦術の浸透がなかなか難しい部分もありますが、多くの選手とコミュニケーションを取り、素早く溶け込めるようにサポートできたら良いなと思います。11月にはAFC選手権を控えていますし、もうすぐリーグ戦も開幕します。時間が多くあるということではありませんので、この代表期間の時間を有意義に使い、まずは、AFC選手権でワールドカップ出場を決め、そして優勝できるよう頑張ります。

FP 米村尚也 選手（ボルクバレット北九州）
今回初めてフットサル日本代表候補のトレーニングキャンプに呼んでいただき、本当にうれしく思っています。また、コロナウィルスで大変な状況の中、たくさんの方々のご尽力によりこのキャンプを行えていることにとても感謝しています。キャンプも折り返しとなりましたが、個人的にはまだまだ未熟な部分も多く、もっとハードワークをして頑張らなければいけないと思っています。残りのトレーニングも強度の高い中で1つ1つのプレーを大切にしながらハードワークをしてチームのために頑張っていきたいと思います。

スケジュール

※スケジュールは、チームのコンディション等により急きょ変更する場合があります。
※全チームスタッフ、選手は集合時にSmartAmp法での検査を実施します。
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、一般の方におかれましてはトレーニングの見学は一切できません。
※選手やスタッフによるサイン、握手、写真撮影、プレゼント受け渡し等の対応も自粛させていただきます。
皆さまのご理解とご協力を、よろしくお願いいたします。