JFA.jp

JFA.jp

EN
ホーム > フットサル > 最新ニュース一覧 > 第15回全日本大学フットサル大会が開幕!ベスト8進出チームが決まる
トヨタ
ニチバン
明治
モルテン
国内競技会開催事業

ニュース

第15回全日本大学フットサル大会が開幕!ベスト8進出チームが決まる

トヨタ
ニチバン
明治
モルテン
国内競技会開催事業

2019年08月24日

第15回全日本大学フットサル大会が開幕!ベスト8進出チームが決まる

JFA第15回全日本大学フットサル大会が23日(金)、大阪府の岸和田市総合体育館で開幕しました。初日は1回戦の4試合が開催され、ベスト8進出チームが出そろいました。全12チームのうち、サッカー部は3チームが出場していましたが全て敗退し、普段からフットサルをプレーしているチームがベスト8に駒を進めました。

今大会からはレギュレーションが変更となり、1回戦からノックアウト方式で開催されています。負けたら終わりの一発勝負で、Aピッチでは山口大学フットサル部(中国/山口)と北九州市立大学フットサル部シュティアドール(九州1/福岡)が激突しました。前半はスコアレスで終了しましたが、後半に入ると北九州市立大が中村陸駆選手のミドルシュートで先制します。このゴールで勢いづいた北九州市立大は、ここからゴールを重ねていき、山口大の反撃を1点に抑えて4-1で勝利しました。

Bピッチで行われた北海道大学エスペランサ(北海道)と金沢大学サッカー部(北信越/石川)の試合では、4分に増田俊介選手がゴールを決め、金沢大が先制します。しかし、フットサル経験の豊富な北海道大は、わずか1分後にセットプレーから夘都木滉太選手が同点ゴールを決めると、11分にも窪田恵之選手が追加点を決めて逆転します。後半の立ち上がりにも1点を加えた北海道大は、その後、決定機阻止でGK池田祐真選手が退場となりますが、途中出場したGK吉田智樹選手の活躍もあり、相手の反撃を1点に抑え、3-2で準々決勝進出を決めています。

12時半にキックオフされた2試合でも、フットサル部がサッカー部に勝利することとなりました。Aピッチで行われた宮崎産業経営大学サッカー部(九州2/宮崎)と愛知学院大学アートフットサルクラブ(東海/愛知)の試合では、前半に宮崎産業経営大が2点を先行します。しかし、前半終了間際に1点を返した愛知学院大は、後半に入るとゴールラッシュを見せます。小倉健人選手が4ゴールを挙げる活躍を見せ、計6得点を奪い、7-3で勝利しました。

Bピッチの高知大学サッカー部プログレッソ(四国/高知)と東北大学フットサル部ディーグッチ(東北/宮城)の試合では、開始2分で東北大が2点を挙げて、試合を優位に進めていきます。高知大も時間の経過とともに徐々に普段プレーしているサッカーとフットサルの違いに慣れていき、良いプレーが見られましたが前半は東北大が4-2とリードします。後半は互角の戦いを見せて1-1となりましたが、前半のリードで優位に立った東北大が5-3で勝利し、ベスト8に駒を進めています。

JFA 全日本U-18フットサル選手権大会でも上位3クラブをFリーグの下部組織が占める結果となりましたが、今大会でもベスト8進出チームが全てフットサル専門チームになるという結果になりました。大会2日目となる24日(土)には、準々決勝と準決勝が行われ、決勝に進出する2チームが出そろいます。どのチームが日本一に王手をかけることになるでしょうか。

選手コメント

中村陸駆 選手(北九州市立大学フットサル部シュティアドール)
新チームになってこの大会を目標にして、やっと全国に出られたことで前半は少し硬さもありました。相手もハードワークをしてきたので、それにリスクを考えすぎる部分もありましたが、全員で思い切ってプレーできた結果、勝つことができたと思います。先制点は前半のうちから狙っていた形だったのですが、パスの出し手とタイミングが合っていませんでした。ハーフタイムにそこを含め、修正できた結果が点につながったと思います。明日は優勝候補の多摩大との試合になりますが、目の前の試合、一つ一つの試合に100%の力を出して臨みたいと思います。

青沼聡 選手(東北大学フットサル部ディーグッチ)
厳しい戦いになりましたが、勝ち切ることができてよかったです。全国大会は応援も多くて、すごく楽しいですね。高知大はサッカーっぽい戦いを仕掛けてきたので、昔、サッカーをやっていた当時を思い出してプレーできたので楽しかったです。自分たちは組織的な守備が持ち味で、カウンターから1点を奪うのが持ち味なので、後半は守備のラインをハーフウェーラインに設定して戦いました。いろいろと戦っていく中で課題も見つかってよかったですし、連戦できつくなりますが大阪成蹊大に勝てれば優勝も近づくと思うので、頑張りたいと思います。

國澤優太 選手(高知大学サッカー部プログレッソ)
序盤に2点を取られてしまったのが、一番の敗因だと思います。全国大会はおととし以来でしたが、その時は同志社大に0-11と大敗してしまいました。今年こそはという思いで1勝を目指して臨みましたが、経験不足が出てしまったと感じています。1回生の時からフットサルをやっていた選手は4回生になってAチームに入ったので、サッカーの総理大臣杯に向けて準備をしていて今大会は出ていません。フットサルをやることでサッカーに生かせることは多いですし、フットサルにもサッカーの経験は生きると思うので、両方をやることが良いと思っています。

小菅竣也 選手(金沢大学サッカー部)
普段はサッカーをやっていて、フットサルはこの大会の予選が初めてという選手が多かったです。相手はフットサルをやっているチームで、できたこと、できなかったこと両方ありました。負けたのは悔しかったですが、楽しかったです。北海道大はプレッシャーの速さ、パスを出したら抜けていく動きが徹底していた印象に残りました。プレーしながら少しずつ慣れていき、自分たちもパスを出して抜ける動きができるようになり、崩せるようになっていったと思います。敗者戦を楽しんで勝って、良い気持ちで帰りたいと思います。

第15回 全日本大学フットサル大会

大会期間:2019/08/23(金)~2019/08/25(日)
会場:大阪府/岸和田市総合体育館

大会情報はこちら

アーカイブ
JFAの理念

サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、
人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。

JFAの理念・ビジョン・バリュー