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フットサル代表ミゲル監督 公認S級指導者養成講習会にて熱弁を振るう
2014年06月25日
フットサル日本代表のミゲル・ロドリゴ監督は24日、JFA公認S級コーチ養成講習会に講師として招かれ、そこでフットサルの講義を行いました。
今年度の受講生20名を前に行った約90分の講義では、ボールに触れる回数がサッカーに比べて約6倍というフットサルの競技特性を踏まえて、育成年代でフットサルに取り組む重要性を海外の事例を交えながら話しました。また、昨今のトップレベルのサッカーの試合においても、トゥキックや足の裏を使ったボールコントロールといったフットサル特有のプレーが数多く見られることなどを、編集した映像で見せて、フットサルの技術・戦術の有効性を共有しました。
そして、その後は場所を移して実技講習を2時間行いました。限られたスペースと跳ねないボールに最初は戸惑いを見せていた受講生達も、徐々に慣れてくると感覚を掴んでプレーしていました。ミゲル監督は代表でも実践しているトレーニングを用いながら、フットサルにおいて非常に重要な「判断」と「プレー」のスピードを強調します。
ミゲル監督は、2時間タップリと汗を流した受講生たちにあらためてフットサルの重要性を説くとともに、最高峰のS級ライセンス取得を目指す日本トップの指導者たちにこのような貴重な機会を与えてもらったことに謝辞を述べて、講義は終了しました。
講師コメント
ミゲル・ロドリゴ フットサル日本代表監督
今回で4年目となるS級講習会ですが、いつも貴重な経験をさせてもらっています。将来Jリーグで監督を目指す指導者や、地域のグラスルーツにも大きな影響力を持たれる指導者の方々に、こうしてフットサルのことをお伝えできることを心から嬉しく思っています。特に、フットサルがサッカーのテクニック、戦術理解の向上に与えるポジティブな効果についてお話できることは、日本のフットサル界にとっても非常に重要なことと捉えています。
今年度の受講生も、とても熱心にフットサルへ敬意を持って一生懸命に取り組んでくれました。僅かな時間でしたが、彼らと一緒に過ごした時間は私にとって貴重な財産です。こうした機会を与えてくれた関係者に感謝しています。
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