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簡易救命講習会「JFA+PUSHコース」を厚木市で開催
2019年03月22日
日本サッカー協会主催の簡易救命講習会「JFA+PUSHコース」を3月10日(日)に神奈川県厚木市の厚木市立睦合西公民館で開催しました。
参加者は厚木市で4種を指導しているコーチ、保護者が対象で、厚木市サッカー協会4種技術部実技研修会のひとつとして実施されました。JFAからの熱中症と脳振盪(のうしんとう)に関する講義のあと、特定非営利活動法人大阪ライフサポート協会/PUSHプロジェクトによるCPR(心肺蘇生法)とAED(自動体外式除細動器)の使用方法に関する実技を行いました。およそ2時間の講習会の後、受講者全員に受講証が手渡されました。
※講習会開催希望の団体は、公益財団法人日本サッカー協会技術部宛にぜひメール(jfa-igaku@jfa.or.jp)でお問い合わせください。
受講者コメント
山本照幸 さん(若宮SC)
我々のチームからは、低学年を担当するコーチが参加しました。4種年代で試合中もしくは練習中の脳振盪のケースは少ないと思っていましたが、筋力がついていない、受け身が取れないなどで起こりうることと再認識しました。胸骨圧迫については、「どこを・どれだけの力で・どれだけの時間」マッサージするかを研修で体験できたことは貴重な経験となりました。熱中症に関しては、新たに手のひら、足の裏を冷やすということを学び、これから迎える夏場にはぜひ実践していきたいと思います。これからも多くの場所でこの研修機会が増えることを期待しています。
山口大介 さん(南毛利フットボールクラブ)
日頃小学生年代の指導に関わっているなかで、スポーツ指導者の一人として、指導者自身が競技の専門以外の怪我の処置に関した内容を学ぶ大切さをあらためて感じました。学んだことは熱中症・脳振盪・AED(心臓マッサージ)です。小学生のサッカーで熱中症は例年多くなってきているので、気をつけています。しかし、講義を聞いている中で、小学生年代のサッカーでも脳振盪が多いことに驚きました。脳振盪の重症度によっては、後遺症が残る場合もあるということを聞いて、初期対応の重要度も分かりました。また、実技ではAED(心臓マッサージ)などの使い方を講師の方が丁寧に教えてくれたので、とても分かりやすかったです。
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