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【j-futsal連動企画】EXILE CUP 2017ヨーロッパサッカー夢者修行レポート
2018年03月14日
日本サッカー協会が後援する小学校4年生から6年生によるフットサル大会EXILE CUP 2017は、全国9地区11会場で予選大会が行われ、12月10日(日)に愛媛県今治市で全国大会が行われ、予選大会で優勝した11チームが出場しました。見事優勝したEXILE CUP 2017優勝チームの大阪セントラルFCが、今年2月にドイツ・ドルトムントを訪れましたので、その様子をお届けします。
参加466チームの頂点に輝いた大阪セントラルFCが夢者修行へ
EXILE CUPは、株式会社LDH JAPANが「Dreams For Children・子どもたちに、夢を。」というテーマのもと、2010年から社会貢献活動の1つとしてスタートさせたフットサル大会です。今年の優勝チームには、大会アンバサダーの香川真司選手がいるドルトムントに遠征する「ヨーロッパサッカー夢者修行」が贈呈されました。
大会は年々参加希望チームが増加し、8回目の2017年は、9地区11会場で予選大会が行われ、同年12月に愛媛県今治市で開催された決勝大会では、参加466チームの頂点に輝いた大阪セントラルFCが、ドイツへの切符を勝ち取りました。
選手たちがまず向かったのは、ボルシア・ドルトムントのアカデミー施設。ドイツ国内にも2つしかない貴重なトレーニングマシン「フットボナウト」(パス精度を高めるトレーニングマシン)を体験しました。見慣れない施設に緊張した様子の選手たちは、スニーカーで挑戦したこともあり、「難しかった」と言っていましたが、それでも徐々に慣れてくると、柔らかいトラップや正確なキックも披露をしました。これにはアカデミーコーチでフットボナウト担当のマーヴィン・マイヌー・ボアキエ氏からも「グッド!」「いいタッチだ!」と、お褒めの言葉が飛び交っていました。
香川真司選手が所属するボルシア・ドルトムントのブンデスリーガ第22節ハンブルガーSV(HSV)戦をスタジアムで観戦。試合前には、チームを代表して4名が、ピッチ上でフラッグキッズとして、8万人以上のファンを前に選手を出迎える貴重な体験をしました。
この日は、HSVのキャプテンを務める日本代表DF酒井高徳選手もスタメンで、日本人対決も見ることができました。「迫力が全然違った!」「選手のスピードが速くてびっくりした!」「香川選手の体が強かった!」日本では感じられない本場のサッカーを味わい、選手たちは興奮を隠しきれませんでした。
翌日は、地元クラブのホンブルフSV U-13と9人対9人、30分×3試合の日独親善試合を行いました。ドルトムントと提携しているヴェストファーレン地域の1部リーグに属し、昨季は3冠も達成した強豪チーム相手に2-1で大阪セントラルFCが接戦を制しました。海外選手と初めて対戦した選手たちは、球際の激しさや体の強さの違いを体感しできたようでした。
香川真司選手との対面で、目標が一層強いものに
そして、ドイツで最後の夜。選手たちの一番の楽しみであった香川選手との対面が実現しました。緊張しながらも「日本のサッカーとドイツのサッカーの違いはなんですか?」、「ドルトムントを選んだ理由」など質問をなげかけると香川選手はひとつひとつ丁寧に答え、最後には全員で記念撮影を行いました。
交流会が終わった後も、選手たちの興奮は収まらず「頑張って努力して、世界で活躍できる選手になりたいと思います。(香川選手みたいに)誰にでも挨拶をして優しい選手になりたいし、海外の方がレベルが高いから挑戦してみたい」「期待を裏切らないように、ちゃんと練習して、ドイツで活躍して香川選手に追い付きたい」と日本のトップを走る選手から大いに刺激を受け、新たな目標ができた様子でした。
サッカー漬けの4日間を過ごした選手たちは、具体的な夢への挑戦を掲げたり、新たな課題を発見したり、そしてなによりもサッカーが好き、楽しいということを学ぶことができた武者修行になったのではないでしょうか。
EXILE CUP 2018開催が決定!
日程は、4月上旬に発表予定です。決まり次第j-futsalでもお知らせします。
EXILE CUP公式サイトはこちら