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JIFFインクルーシブフットボールフェスタ2017を開催
2017年12月26日
一般社団法人日本障がい者サッカー連盟(JIFF)は、2017年12月24日(日)に東京都多摩市のフットサルステージで「JIFFインクルーシブフットボールフェスタ2017」を開催しました。
JIFFは、「広くサッカーを通じて、障がいの有無に関わらず、誰もがスポーツの価値を享受し、一人ひとりの個性が尊重される活力ある共生社会の創造に貢献する」ことを理念に設立された、日本サッカー協会(JFA)の加盟団体です。障がい者と健常者が一緒になってサッカーを楽しむことによって、人々の心のバリアを取り除くことを目的に本フェスティバルを開催しています。
この日は、JIFFに加盟する障がい者サッカー7団体と在京のJリーグ、なでしこリーグ、Fリーグのクラブが協力し、小学生による「インクルーシブフットボール」と一般参加の「障がい者サッカー体験会」を午前の部、午後の部の2回に分けて行いました。北澤豪JIFF会長や、原博実Jリーグ副理事長も、一緒に体験会や試合に参加し、障がいの有無に関係なく、サッカーの楽しさを自ら実践し、だれもがその素晴らしさを感じることのできる一日となりました。
コメント
北澤豪 JIFF会長
日本障がい者サッカー連盟が発足し、昨年に引き続き2回目の開催となりました。それぞれの7団体が個々に活動していた時と比べて、理解が広まり、活動が充実してきたと思います。子どもたちは、理屈も関係なしに一緒に楽しむことができました。2年目となり賛同し協力してくださったクラブのスタッフ・関係者からも新しいアイデアが生まれ、ご参加いただいた保護者との距離も縮まったと感じています。将来、これも含めてスポーツなんだという捉え方が自然とできるようになってほしいです。地域に密着しているJクラブやなでしこ、Fクラブなどから、インクルーシブフットボールをやろうぜという会話がもっと広がってくれるといいなと思います。
たきざわゆうき くん(参加者)
去年はゴールを決められなかったけれど、今日はゴールを決めることができ、とてもうれしかったです。今度あったら、また行きたいと思います。イベントではいろんなチームを作り、今回は知らない人もいたけれど、協力できました。(手話を交えて)
まえだけんと くん(参加者)
FC東京の飛田給スクールに通っています。ウォーミングをした後ゲームをしました。障がいのある人とも試合をしました。どの人も上手で、僕も頑張りました。お友達になれそうでした。楽しかったです。
まつばらけんゆう くん(参加者)
今日はとても楽しかったです。(北澤さんは)うまいなと思いました。普段は週に1回くらいサッカーをしてます。まだ知り合って少し(の時間)だったけれど、みんなとのチームワークがあって、よかったです。
いしいけん くん(参加者)
FCアルボラーダに入っています。(アンプティサッカー選手権で)優勝経験もあるチームです。知らない人(と一緒)でも、やっていて楽しいなと思いました。声をかけてくれたり、パスを出してくれたりしたところがうれしかったです。
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