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徳島県でサッカーファミリータウンミーティングを開催
2017年11月08日
38回目となる「JFAサッカーファミリータウンミーティング」を11月5日(日)、徳島県徳島市で開催しました。日本サッカー協会(JFA)が全国47都道府県サッカー協会と共同で実施しているこのタウンミーティングは昨年9月に始まり、サッカーの現場、フロントラインで活躍する皆さまを応援し、支援するサッカー協会であるという方針のもと、今後の日本サッカー界発展のために、現場からさまざまな声を直接お聞きし、意見交換を行っています。
徳島のタウンミーティングには、指導者や徳島市教育委員会、徳島県サッカー協会関係者など75名が参加しました。徳島県サッカー協会の逢坂利夫会長は冒頭で挨拶し、「サッカーは早いスピードで進化している。少子高齢化で子どもが減少するなか、特に4種の指導者の方々は強い危機感を持っているが、同じ対応では現状維持は難しい。互いに支えあう仕組みを作って盛り上げるためにも、抱える課題を本音で共有しましょう」と語りかけました。
ミーティングは田嶋幸三JFA会長によるプレゼンテーションで始まりました。各日本代表チームの活動報告から指導者や選手育成などJFAの取り組みや課題を説明し、障がい者サッカーやリスペクト活動、11月1日(水)に発表されたJFAリブランディングに関しても共有を図りました。
続いて行われた参加者とJFA、徳島県FAとの意見交換会では、指導者へのサポートや4種年代の活動について質問が寄せられました。徳島県に芝生のグラウンドを増やしてほしいという要望に対しては、徳島県FAの逢坂会長が回答し、「いろんなところに働きかけていて、行政を巻き込むことが重要だと認識している。候補となる場所の情報があればぜひ共有してほしい」と協力を呼びかけました。
主な意見、要望、コメントなど
・8人性サッカーについて
・障がい者サッカーのサポートについて、補聴器をつけてのプレーについて
・4種年代の活動と学校行事のバランスについて
・中学、高校の部活動における指導者不足について、外部指導者について
・夢先生について
・女子選手の月経について
・高体連、中体連の指導者について
・リーグ戦化における指導者への負担について
・芝生のグラウンド増加への要望
コメント
参加者コメント
日本サッカー協会の方向性が理解できました。シルバー世代ですが、中学校の外部指導をしているので、球際の強さ、視野の確保、パススピードなど、すぐにでも練習に取り入れる事ができる情報を得ることができ、参加して良かったです。
参加者コメント
チームの現状としては、小学校のグラウンドも地域の他競技が優先となっており、遅い時間帯の使用となるため、人数が減少しています。低学年が興味をもつ機会を増やす取り組みを考慮していただきたいと思います。
参加者コメント
プレーヤーズファーストという考え方には、非常に共感できました。芝のグラウンドの整備について、利益目的ではなく、誰もが使える施設として整備されることを望みます。
参加者コメント
障がい者サッカーに対する取り組みについて、とても印象的でした。課題が多く、道は険しいと思いますが、頑張っていただきたいです。
サッカーファミリータウンミーティング
JFAはサッカー現場、フロントラインで活躍する皆さまを応援し、支援するサッカー協会であるべきという方針のもと、今後の日本サッカー界発展のために、皆さまから様々な声を直接お聞かせいただき、意見交換を行うミーティングです。
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