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JFAブランディング記者発表会を開催

2017年11月02日

JFAブランディング記者発表会を開催

日本サッカー協会(JFA)は11月1日(水)、東京都文京区のJFAハウスで「JFAブランディング記者説明会」を開催しました。

刷新されたJFAのビジュアル・アイデンティティーをお披露目した本会には、ゲストとして元日本代表のラモス瑠偉さんや澤穂希さんのほか、選手を代表して川本梨誉選手(清水エスパルスユース)や富岡千宙選手(JFAアカデミー福島)、また国際主審の佐藤隆治さん、山下良美さんも出席しました。

田嶋幸三JFA会長は冒頭あいさつで「私たちには夢があります。それは2050年までにワールドカップで優勝するという夢です。強く、魅力ある代表チームをつくっていくこと、そしてそのチームが世界でトップになること。そして、老若男女、障がい者も含めて多くの人が自由にスポーツを楽しめる社会をつくっていくことを目指しています」とJFAブランド再構築の意図を説明。さらに「日本サッカー協会は自らの価値や存在意義、社会的責任をもう一度見直し、サッカーに関わる全ての方々と手を取って目標に向かって進んでいくために基盤強化や改革を行いました」と経緯を語りました。

その後、スクリーンに映し出されたイメージ映像で新しい日本代表エンブレムならびにロゴタイプ、JFA主催の各種大会ロゴと新名称、各都道府県サッカー協会のロゴ統一などが発表されました。リブランディングの詳細を説明した岩上和道事務総長は「このエンブレムを付けて、日本の新しいサッカーを世界に見せていければと考えている」と期待を寄せ、各種大会についても「ひと目でこれはJFAの試合なんだ、日本のサッカーにつながっていることなんだと理解していただけるようなものになると信じている」とコメントしました。

新エンブレムをつけた日本代表ユニフォームは、11月10日(金)にフランス・リールで行われるSAMURAI BLUE(日本代表)対ブラジル代表の国際親善試合から使用されます。

登壇者コメント

田嶋幸三 日本サッカー協会会長
私たちが、日本のスポーツ界、アジアサッカーをリードする組織の一員であるという自覚と責任を持ってガバナンスの向上を図っていけるよう、今回のブランディングによって職員一同が奉仕する気持ち、JFAのウェイ、バリューを活動に反映できるようにしたいと考えています。指導者、審判員、役員、さまざまな方に「我々はJFAの一員なんだ」という気持ちを持っていただきたいです。

佐藤隆治 国際主審
JFAは4年後の2021年に創立100周年を迎えます。2020年には東京オリンピック、2022年にはカタールでワールドカップがあります。世界の舞台でさまざまな感情を肌で感じてきて、世界の舞台で笛を吹くやりがい、充実、喜びを経験してきました。4年後も世界の舞台で活躍できる国際審判員でいたいと思います。

山下良美 女子国際主審
今回、私たちの審判ワッペンや日本代表エンブレムなどが全て同じモチーフになったことでJFAという組織の一体感を感じます。その一員として頑張らなくてはいけないなと身が引き締まる思いです。

川本梨誉 選手(清水エスパルスユース)
僕の目標はワールドカップで優勝することです。その通過点である高円宮杯U-18プレミアリーグで日本一を取れるように、これから努力していきたいです。

富岡千宙 選手(JFAアカデミー福島)
(新しく変わった皇后杯のロゴを)今日始めて見たのですが、大会の歴史を感じつつも新たに生まれ変わったという印象でした。現在出場中の皇后杯では、なでしこリーグ1部のトップレベルのチームとも対戦できるので、そこで積極的にチャレンジをして自分たちの力を試していきたいと思います。

ラモス瑠偉さん 元日本代表/元フットサル日本代表/元ビーチサッカー日本代表監督
私が日本に来てからずっと日本代表は憧れでした。まさか自分が帰化して日本代表に選ばれるとは思っていませんでした。日本代表のユニフォームは誰もが着られるわけではありません。私は誇りに思って、代表での全試合を死ぬ気でプレーしました。今の選手もそういうプライドを持ってほしいと思います。

澤穂希さん 元日本女子代表
小さい頃から、日本代表選手になる憧れを持っていました。実際に日本代表選手になってエンブレムを付けることは特別なことでしたし、誰にでもできることではありません。選手時代もユニフォームを着ると、身が引き締まる思いで鳥肌が立つくらい特別なユニフォームでした。その思いを一人でも多くの選手に味わってほしいと思います。

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