JFAでは、日常的に楽しく活動しているすべてのフットサルプレーヤーの皆さんを、JFAエンジョイフットサル総合サイト「j-futsal」を通して応援しています。今回は、JFAが後援し、j-futsalでメンバー登録・チーム作成をしたチームがエントリーできるフットサル大会「EXILE CUP 2016」決勝大会の模様をお伝えします。

EXILE CUPは、2010FIFAワールドカップ南アフリカの際にSAMURAI BLUE（日本代表）応援ソングを歌ったEXILEが、小学4年生から6年生の子どもたちに夢を与えたいというテーマのもと、全国9地域で毎年開催しているフットサル大会です。

全国9地域の10会場で地域大会が行われ、各地域で優勝した10チームが、9月17日(土)に愛媛県今治市の桜井海浜ふれあい広場サッカー場で行われた決勝大会へ駒を進めました。

決勝戦のあとには、大会参加選手とゲストによるフレンドリーマッチが行われ、岡田武史大会アドバイザー（FC今治オーナー、JFA副会長、元日本代表監督）率いるチームが、元サッカー日本代表・ラモス瑠偉さんらの活躍で大会参加選手のチームから得点をあげると、会場は大いに盛り上がりました。閉会式では、EXILEのÜSAさんらから優勝カップや記念品が贈呈され、スタンドで観戦していた保護者や観客からひときわ大きな歓声が起こっていました。

コメント

永澤海風 選手（優勝チーム「EDC」（関西大会／大阪府）キャプテン）
2連覇がかかっていたので、優勝できてよかったです。去年の優勝メンバーはみんな6年生だったので、今年はみんな中学1年生になってチームにはいません。この大会では様々なチームとの対戦があるので、それに向けていろいろな技術を身につけて臨もうと思いました。普段は、京都と大阪のメンバーで、技術面の練習を中心に活動しています。決勝戦の対戦相手は、パスを繋いでくるチームだったので、体力的にしんどかったです。これから、いいサッカー選手を目指して頑張りたいです。バルセロナのネイマール選手のようになりたいです。

岡田武史 さん（大会アドバイザー）
昨年からEXILE CUPが今治で開催され、普通だったら今治に来てもらえない人がたくさん来てくれました。埼玉や静岡などの遠方から、保護者が泊りがけで応援に駆けつけてくれています。大会のレベルは年々上がっていて、今年はさらに高くなっています。将来日本代表に入るような選手がいるかもしれませんし、FC今治に来てくれるように声をかけておかないとならないくらいです。できれば、毎年決勝大会をここで続けていきたいですし、予選では応募が多く参加できないチームがあるので、みんなが勝ち上がって参加できるようになるともっと盛り上がるのではないかと思っています。

EXILE ÜSA さん（スペシャルサポーター）
今年で7年目の開催になりますが、年々レベルが上がっていると思いますし、たくさんの方々の支援のもと、大会が活性化され盛り上がっているのを肌で感じています。夢や目標をもって子どもたちが頑張っていることを応援したいという気持ちでいます。今治市にスタジアムができたときには、応援のダンスをやりたいですし、僕が作ったEXダンス体操という、ダンスと体操を組み合わせたものをみんなでやれたらいいなと思っています。

黒田周悟 今治サッカー協会 副会長
EXILE CUPの開催をはじめ、今治では地域の活性化がどんどん進んでいます。以前からつながりのあった岡田武史さんと、南アフリカのワールドカップ後にFC今治の話が広がりました。FC今治には、いままで考えられなかったようなスタッフが集まっていて、地域全体でチームを応援し、選手の姿勢も変わっています。さらに岡田さんのメソッドが、FC今治のトップチームだけでなく地域全体で広がっていて、育成年代で目に見える結果を出し始めています。岡田さんはサッカーに限らず、女子バスケットチームなども引き受けられ、みんなで今治をもっと活性化させようという機運が高まっています。