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『JFAnews5月情報号』、本日(5月20日)発売 開催間近のキリンカップサッカーを特集!

2016年05月20日

『JFAnews5月情報号』、本日(5月20日)発売 開催間近のキリンカップサッカーを特集!

『JFAnews』5月号は、「キリンカップサッカー38年の歴史」と題して、5年ぶりの開催となるキリンカップサッカーを特集します。

まずは、同大会の歴史と変遷をたどる「キリンカップサッカーと日本代表」。日本サッカーが低迷期にあった1970年代、FIFAワールドカップでもオリンピックでも予選を突破できず、閉塞感は募るばかりでした。それを打破するため、JFAは78年に「ジャパンカップ」を創設。アジア各国の代表チームや世界の名だたるチームを招待し、同大会を開催してきました。38年の歴史の中で同大会に出場した世界的プレーヤーは枚挙に暇がなく、日本のファンは彼らの勇姿と高度なテクニックに魅了されてきました(写真は、94年大会に出場したエリック・カントナ選手/フランス)。また、日本人プロ第1号となった奥寺康彦選手や三浦和良選手など、海外のクラブチームに所属する選手の活躍にも沸きました。

キリンカップは、日本人選手が国際経験を積む貴重な場として回を重ねていくわけですが、国際サッカー連盟(FIFA)公認の国際Aマッチとなった1992年からは海外のナショナルチーム2チームを招へいし、日本代表と3チームによる総当たりのリーグ戦でタイトルを争う大会へと進化。5年ぶりとなる今大会はSAMURAI BLUE(日本代表)を含む4チームがノックアウト方式で優勝を競い合います。

今回の特集では、この大会を支えてきたキリングループの担当者の方に日本サッカーへの思いなども聞いています。また、「私のキリンカップ」では、元日本代表の都並敏史さんと北澤豪さんにそれぞれ思い出を語っていただきました。当時を振り返る中で、キリンカップが日本サッカーの強化に果たしてきた役割が見えてきます。

往年のサッカーファンにとっては懐かしいエピソードが満載。若いファンの皆さんにも興味深い話や新たな発見があるのではないでしょうか。

特別企画は、「障がい者サッカーへの取り組み」です。今年4月1日に日本障がい者サッカー連盟(JIFF)が設立され、元日本代表の北澤豪会長(JFA理事)の下に新たな一歩を踏み出しました。障がい者サッカーを取り巻く環境の変化、その普及と強化、そして、誰もがスポーツを楽しめる社会の実現に向けた今後の課題や取り組みについてレポートしています。

年々、夏の暑さが厳しくなっている中でJFAは今年3月、「熱中症対策ガイドライン」を策定しました。前号では、インタビュー形式で池田弘JFA医学委員長が医学的見地からその予防策や処置について解説しましたが、今号では山口隆文JFA技術委員がガイドライン策定の目的や運用について説明します。指導者や大会運営に携わる人にぜひ読んでいただきたい内容です。

隔月連載の「私とフットボール」は、今年4月1日、脳性まひ者7人制サッカー(CPサッカー)日本代表監督に就任した安永聡太郎さんをインタビュー。

安永さんは、Jリーグやスペインリーグでプレーし、引退後に横浜F・マリノスの「ふれあいサッカープロジェクト」のコーチに就き、その後、JFAこころのプロジェクトと出合い、アシスタント、夢先生、そして、ユメセンインストラクターとして同プロジェクトに関わってきました。

現役時代の反省を踏まえて、様々なチャレンジを続ける安永さん。サッカーの楽しさ、多くの人々との関わりの中で見えてきたものは何なのか。CPサッカー日本代表監督として新たなスタートを切った安永さんに今後の目標などを伺いました。

連載「育成の学び場」は「選手のコンディショニング」の第4弾。今回は、ボールを使用した有酸素性トレーニング(低強度、中強度)の例を紹介しています。

また、4月12日に開催された2018FIFAワールドカップロシア アジア最終予選の組み合わせ抽選会の結果とともに、ヴァイッド・ハリルホジッチSAMURAI BLUE(日本代表)監督のインタビューも掲載しています。グループ首位で通過したアジア2次予選の振り返りやアジア最終予選に向けた抱負を熱く語っています。

そのほか、木暮賢一郎新監督を迎えて再スタートを切ったフットサル日本代表の国際親善大会レビュー、グループステージ全日程が終了した「AFCチャンピオンズリーグ(ACL)」、U-18年代の日本一を決する「高円宮杯U-18サッカーリーグ2016プレミアリーグ」、U-15年代の全国大会「JFAプレミアカップ2016」など、各種大会レポートをお届けします。

新連載は「JFA理事の紹介」。5月号から5回にわたり、毎月4人のJFA選出理事をご紹介します。

次号『JFAnews』6月号は、6月20日(金)発行予定です。特集は「U-18年代におけるリーグ戦文化の醸成(仮題)」です。お楽しみに。

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