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都道府県サッカー協会取り組み紹介‐技術委員会の取り組み(長崎県サッカー協会)
2016年04月18日
各都道府県サッカー協会の方針や活動内容を、「シニア」「第1種」「第2種」「第3種」「第4種」「キッズ」「女子」「フットサル」「ビーチサッカー」「審判委員会」「施設委員会(環境整備)」「技術委員会」「障がい者サッカー」の13テーマの下、紹介しています。全国各地でどのような活動が行われているのか、この機会にぜひご一読ください。
今回も引き続き、技術委員会の取り組みをご紹介いたします。
※以下の寄稿記事は、JFAnews2016年3月情報号「REGIONAL NEWS」コーナーにも掲載されています。
技術委員会の取り組み~長崎県サッカー協会
寺峰輝 ユースダイレクター
「Jリーグクラブとの協働事業」
指導実践
2015年度から長崎県サッカー協会とJリーグのV・ファーレン長崎は協働事業を実施しており、V・ファーレン長崎アカデミースタッフと地域の指導者が合同で指導実践を行っています。平日朝のみ開催しているため参加者はまだ少ないですが、今後は休日や夜間の開催も考えています。
実践内容はU-10からU-18までを対象に、各年代で求めるべきもの、求めるべきではないものなどディスカッションしながら行っています。より多くの方が参加できる内容にすべく継続して実施していきたいと考えています。
VREDE CUP
昨年8月、長崎県協会の運営のもと、中国(上海)、韓国(大田)、長崎県トレセンU-12、諫早市トレセンU-12、島原トレセンU-12、V・ファーレン長崎U-12など8チームによる大会を開催しました。今年は中国の上海で開催予定です。
スタジアム内にコミュニティFMを開局
V・ファーレン長崎のホームゲーム会場において、目の不自由な方もサッカー観戦が楽しめるよう、スタジアム内にコミュニティFMを開局。解説・実況を交え、ホームゲームの臨場感やゲームのイメージを伝えています。
コミュニティFMを開局したきっかけは、目の不自由な方がV・ファーレン長崎の試合に来場された際、会場の導線が分かりにくく、困り果てた様子を目にしたクラブスタッフが、長崎県協会を訪れ、「障がいを持たれた方でも快適なスタジアム空間で試合を楽しんでもらいたい」と涙ながらに訴えたことでした。裏解説番組としてサポーターからの支持もいただき、継続していきたいと考えています。
第一回きらめきカップ(V・ファーレン長崎専用の天然芝グラウンド活用)
長崎県内の特別支援学校の生徒および福祉施設に所属する選手たちが参加し、V・ファーレン長崎の練習会場を借りて大会を行いました。プロサッカー選手が使用しているグラウンドということもあり、子どもたちは興奮した様子で力いっぱいにボールを蹴り、走り回りました。V・ファーレン長崎から感動のサプライズもあったほか、指導者対子どものドリームマッチなども開催され、大会は盛況のうちに幕を閉じました。
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