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【j-futsal連動企画】がん啓発と小児がん患者のための支援活動『フットサルリボン』が作り出す笑顔の連鎖

2016年04月12日

【j-futsal連動企画】がん啓発と小児がん患者のための支援活動『フットサルリボン』が作り出す笑顔の連鎖

JFAエンジョイフットサル総合サイト「j-futsal」では、全国各地で行われているさまざまなフットサル情報の発信をし、特にフットサルを通して社会課題の解決に取り組む団体の活動を応援しています。今回は、Fリーグ 湘南ベルマーレフットサルクラブ 久光重貴選手が行っているがん啓発と小児がん患者のための支援活動「フットサルリボン」をご紹介します。

フットサルリボンは、久光選手が同じくFリーグ デウソン神戸の鈴村拓也選手と共に立ち上げたプロジェクトで、フットサルファンに向けたがんの啓発と小児がん患者のための支援活動を行っています。久光選手と鈴村選手は、自身ががんを患いながらも「Fリーグの舞台に戻る」という強い気持ちをもって治療に専念し、カムバックを果たすことができたという体験を持っています。「今度は僕たちが病気と闘っている子どもたちを支援する輪を広げたい。」そんな思いからフットサルリボンはスタートしました。

がんを発見することができたのは、フットサルをやっていたからこそ

久光選手にがんが見つかったのは2013年のこと。Fリーグの選手に義務付けられているメディカルチェックの際、鎖骨に影が見つかったのです。もしメディカルチェックの制度がなければ、かなり病状が進行した状態になるまで、がんに気づかず治療を受けることがなかったといいます。

「がんを公表してから、たくさんの励ましの声と支援を頂きました。そのメッセージは、僕にとって、本当に大きな喜びであり力となりました。だからこそ、今こうして前を向いて治療を受けることができているのだと思います」(久光選手)

久光選手は、支えてもらったことへの感謝の気持ちをフットサルで伝えたいと考え、同じように病を乗り越えてFリーグのピッチに戻ってきた鈴村選手とともに、フットサルファンへのがん啓発のプロジェクトとして、フットサルリボン活動に取り組みはじめました。

フットサルリボンの活動では、講演会などのほかに小児病棟の慰問を大切にしています。子どもたちと病院の会議室や院内学級の限られたスペースのなかで、ボール遊びの楽しさもはもちろんのこと、「病院にいるから何もできない」とあきらめてしまうのではなく、「病院でできることを見つけてもらいたい」という前向きな気持ちを伝えるようにしています。子どもたちにボール遊びやフットサルを楽しんでもらい、その姿を見た大人たちに笑顔がどんどんと広がっていくようにと、久光選手はこれからも小児病棟の慰問を続けていくことにしています。

JFAエンジョイフットサル総合サイト「j-futsal」では、久光選手が小児病棟を慰問するようになったきっかけや、久光選手からのメッセージをご覧いただくことができます。

「フットサルによって闘病する子どもたちに希望を持たせてあげたい」。がん啓発と小児がん患者のための支援活動『フットサルリボン』が作り出す笑顔の連鎖

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