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都道府県サッカー協会取り組み紹介‐フットサルの取り組み(山梨県サッカー協会)
2015年11月30日
各都道府県サッカー協会の方針や活動内容を、「シニア」「第1種」「第2種」「第3種」「第4種」「キッズ」「女子」「フットサル」「ビーチサッカー」「審判委員会」「施設委員会(環境整備)」「技術委員会」「障がい者サッカー」の13テーマの下、紹介しています。全国各地でどのような活動が行われているのか、この機会にぜひご一読ください。
今回も引き続きフットサルの取り組みをご紹介いたします。
※以下の寄稿記事は、JFAnews2015年11月情報号「REGIONAL NEWS」コーナーにも掲載されています。
フットサルの取り組み~山梨県サッカー協会
竹中洋 フットサル委員会委員長
「少年・少女を対象にしたフットサル普及事業」
山梨県フットサル委員会では、フットサルの普及啓発に取り組んでいます。特に少年・少女ができるだけ長く競技を続けられる環境の整備を目指して、さまざまな事業を展開しています。まず、エンジョイ志向の競技を通じてフットサルの魅力を理解してもらうために、親子が同じピッチでプレーできるファミリーフットサルが有効だと考えています。実際にこの大会を機にフットサルの少年チームや女子チームが活動を開始し、バーモントカップ全日本少年フットサル大会の県予選に出場したり女子エンジョイリーグに参加したりするなど、効果が表れてきました。さらに、これらの流れをより確実なものにしていこうと、数年前からフットサル教室を開催し、昨年度からはU-15女子のトレセン事業もスタートさせました。
フットサル教室は甲府市小瀬体育館を主会場に、平日の夜間、月2回程度開催しています。当初は参加人数が少なく、小学校低学年から高学年までが一緒に活動していましたが、参加者が増えた現在ではカテゴリーを幼児、低学年、高学年の3つに分けて、選手個々の目的に応じたスキルアップと技術の習得を目指しています。機会があれば各種大会にも参加しており、保護者からも好評です。次にU-15女子のトレセン事業についてですが、本県にはU-15年代の女子フットサルチームがなく、大会開催もままならない状況でした。ユースチームに所属する女子選手は少なく、女子の単独チームとして公式戦に出場し、同年代の技術力、競技力を知るには、チームの垣根を越えた集まりが必要でした。そこで、誰でも参加できる練習会をスタートさせました。7月にはチームを結成して練習試合などで経験を積み、関東大会に出場しました。結果はともあれ、貴重な機会となりました。
その後も選手たちの意向を踏まえながら継続的に活動しており、県女子リーグチームとの合同練習や県連盟の主催大会にも出場しています。選手からは、「所属チームの活動とは別にこのチームの活動に参加することで、県女子リーグの選手と交流する機会もあり、とても楽しい」「今後は県女子リーグチームの活動に参加することも考えている」などといった声が聞かれます。山梨県フットサル委員会としてもこれらの事業を継続し、フットサル競技人口の拡大や競技レベルの向上に努めてまいります。
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