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都道府県サッカー協会取り組み紹介-シニアサッカーの取り組み(香川県サッカー協会)
2015年05月18日
各都道府県サッカー協会の方針や活動内容を、「シニア」「第1種」「第2種」「第3種」「第4種」「キッズ」「女子」「フットサル」「ビーチサッカー」「審判委員会」「施設委員会(環境整備)」「技術委員会」の12テーマの下、ご紹介します。全国でどのような活動が行われているのか、この機会にぜひご一読ください。今回も引き続きシニアサッカーの取り組みをご紹介いたします。
※以下の寄稿記事はJFA news 2015年4月号「REGIONAL NEWS」コーナーにも掲載されています。
シニアサッカーの取り組み~香川県サッカー協会
伊藤寿 シニア委員長
「16年目を迎える香川県シニアリーグに新たなる一歩を」
2000年度に8チーム約150人でスタートした「香川県シニアリーグ」が、今年で16年目を迎えます。現在はマスターズ部門が16チーム、0-50が10チーム、0-60が2チームの約500人を数えるリーグに成長しました。
当時40歳だった選手は今55歳。高齢化が進む一方、全試合を芝のピッチで行えるとあって40歳になるのを待ちかねていた若手選手が参戦し、選手層は徐々に厚くなっています。このため、各年代で楽しめるリーグづくりを目指して、3年前に0-50リーグを立ち上げ、今年から0-60リーグも本格的に始動することになりました。
マスターズリーグは09年度から5年間、2リーグ制で行ってきましたが、今年から総当たりの1リーグ制として、4月から12月に15試合を行います。
0-50リーグは単独チームが9チームに増え、その他の連合チームと合わせて10チームのリーグを組み、創設期の若手選手にも十分に楽しんでもらえる試合数を用意しました。また0-60リーグは2チームとレディース1チームを迎えて、活気ある生涯スポーツシーンを展開する予定です。
本県のシニアリーグは、安全に楽しめることを理念としています。そのため、ローカルルール(スライディングタックルの禁止、50代・60代・70代のオーバーエイジの増員)を作り、リーグ創設以来それをずっと守ってきました。しかし今年は年代別リーグができたこともあり、40代の選手たちが真に楽しめるリーグに近づけるため、夏までの前半戦はオーバーエイジの増員をしない、本来の11人で戦う試みを行います。そして、前半戦を終了した段階でシニア委員会の各チーム代表者で再度審議して、続行するかどうかを決めることになります。
香川県のシニアは、「マスターズでは力いっぱいエキサイティングに、0-50はほどほどにちょっとだけ無理して、0-60は無理せず楽しむ」をスローガンに掲げています。各チームの日ごろの鍛錬の成果を発揮できるよう、そしてより多くのシニアプレーヤーに参加していただけるよう努めるとともに、シニアサッカーを大いに盛り上げてまいります。
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