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JFAなでしこひろば 九州国際大学多目的グラウンド KIU Field(福岡県)で開催
2015年02月17日
九州国際大学サッカー部と北九州サッカー協会が主催する「JFAなでしこひろば」が2月8日(日)、福岡県北九州市で開催されました。時折雪が舞い、風も冷たく、寒さの厳しい一日でしたが、参加した子どもたちはいつも以上に走り、蹴り、跳んで、転んで、動き回っていました。
初めに行った「凍り鬼」では、学生コーチの鬼たちが奮闘し、次々に子どもたちを凍らせていきます。寒さで本当に凍ってしまわないよう、仲間たちは鬼がいない隙を見て助け出します。最後には、鬼がすっかり完敗してしまいました。続く「ボールフィーリング」では、ボールと自分との距離、空間を認知することで、ボールと友達になれるようなメニューを多く取り入れました。子どもたちは簡単にできると思って挑戦していましたが、なかなか成功することができません。そんな中、キッズリーダーを取得したばかりの学生コーチ達が、「コーチのマネをして!」、「膝を曲げて!」とアドバイスを送ります。ちょっとしたアドバイスで、できなかったことが「できた!」に変わり、笑顔があふれました。
楽しみながら練習してきたメニューは、確かに子どもたちの自信へと繋がったようです。身体が温まった頃に行ったチーム対抗戦では、いつもより多くの声と大きな声でコミュニケーションが取れ、いつも以上に周りを見て考え、多くのゴールが生まれました。
主催者コメント
木下温子 責任者
もともとサッカーをしている子どもたちにも、サッカーチームやスクールを通じて「なでしこひろば」を知ってもらえるようになってきました。また女の子の兄弟にも参加希望の男の子が増えてきて、一緒に楽しんでくれています。広報活動も広げていきたいと思っていますが、近くの小学校や幼稚園などへのチラシ配布は、なかなか受け取ってもらうことができません。そのため、次年度からは教育委員会など公共の力を借りて初心者や幼児の参加を増やしていきたいと考えています。また普及だけでなく、すでにサッカーをしている子どもたちも満足できるよう、参加人数が増えてきたら色々なカテゴリーを設けて展開していきたいです。コーチをしている大学生には、子どもたちに「コーチのお兄さん、お姉さんが出場している試合の応援に行きたい!」と思ってもらえるような憧れの存在になってほしいです。
受講者コメント
山下紗季 さん
いろいろなことを学べ、普段の試合で取れなかった点がたくさんとれたので、うれしかったです。これからもいろいろ教えてください。
山下敏彦 さん
いつも子供たちが楽しく参加させていただいています。コーチの方々のユーモアたっぷりのご指導により、息子も娘も毎月なでしこひろばの時間を楽しみにしています。特に娘は人見知りでうまく自分を表現できない性格でしたが、徐々にサッカーが面白く、楽しくなり、前向きに自分を出せているような気がします。これもやさしく、面白く指導して下さるコーチ陣のおかげです。娘の楽しそうな笑顔や笑い声を見ることができるなでしこひろばをこれからも続けてほしいと思っています。
JFAなでしこひろば
女の子から、お姉さんやお母さん、おばあちゃんまですべての女性がサッカーをもっと気軽に楽しんでいただける場所です。
日本サッカー協会が認定した各地域の団体や施設の皆様によって運営されています。
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