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『JFAnews370号』2月情報号、本日(2月17日)発売 ~皇后杯全試合公式記録を掲載~
2015年02月17日
皆さん、今、何人の日本人がアジアのサッカー舞台で活動しているかご存じですか?
2011年から3年間で日本からアジア各国に移籍した選手は300人(*)を超え、中でも東南アジアへの移籍が最も多くなっています。また、現在16人の日本人指導者や審判インストラクター、トレーナー等がアジアの国々でチームや審判員の指導に携わっています。
日本サッカーが常時、世界の檜舞台で強豪と渡り合う力を備えるには、アジア各国の競争力を高め、アジアサッカー全体がレベルアップすることが不可欠です。
日本サッカー協会(JFA)は、アジア各国との親善試合の開催やキャンプの受け入れなどサッカーを通じた国際交流に務めながら、サッカー新興国に指導者や審判インストラクターなどを派遣し、その国のサッカーの育成・強化、普及などに力を注いでいます。
『JFAnews370号』(2月情報号)は「JFAがアジアで担う役割」と題し、JFAの国際貢献活動にスポットを当てます。
まずは、JFAの田嶋幸三副会長を直撃。1999年に初めて上田栄治氏(現、JFA女子委員会副委員長)をマカオ代表監督として派遣した時代のエピソードやアジアの力が拮抗し始めてきてからの変化、現在の活動、そして今後の展望などを語ってもらいました。
現在、JFAの公認ライセンスを保有する日本人指導者は7万人。日本の指導者養成についてはアジア各国の評価も高く、各国から多くの派遣要請がきています。しかし、ライセンスを持ってさえいれば、海外でも日本同様の指導を実現できるかというと難しい面もあります。例えば言葉の問題、あるいは生活習慣。日本とは異なる現地での生活に順応し、充実した指導を行うというのは誰にでもできる仕事ではないのです。
慣れない国で生活し、その国のチームの指揮を執った指導者たち。今回は、北マリアナ諸島の代表監督を務めた関口潔氏、東ティモールのU-21・U-19代表チームの指揮を執った古賀琢磨氏、女性監督として初めて海外に派遣され、モルディブ女子代表を率いた河本菜穂子さん、ベトナム代表のアスレティックトレーナーとして活躍した藤本栄雄氏らの活動レポートを掲載。海外派遣指導者たちの奮闘ぶりを垣間見ることができます。今後、指導の幅を広げたいと考えている方には是非、読んでいただきたい特集になっています。
大会レポートは、AFCアジアカップオーストラリア2015の振り返り、全国高等学校サッカー選手権大会、全日本大学女子サッカー選手権大会supported by Microsoft Surface、JOCジュニアオリンピックカップ全日本女子ユースサッカー選手権大会、全日本高等学校女子サッカー選手権大会、バーモントカップ全日本フットサル選手権、全日本ユース(U-15)フットサル大会(男女)など。
なお、今号では天皇杯全日本サッカー選手権大会に続き、皇后杯全日本女子サッカー選手権大会の全記録を掲載しています。
特別企画は、前号に次いで「2014年を振り返る」の事業編。連載「ひと」は今回の特集にちなみ、アジアサッカー連盟の審判部長を務める小川佳実さんにインタビューしました。その他、「サッカー心育論」「いつも心にリスペクト」などもお楽しみに!
*国際移籍証明書(ITC)とは、別の国のサッカー協会に属するチームへ移籍する際に、もともと在籍していたチームが、所属しているサッカー協会を通じて発行する証明書のこと
(注)文中に記載した数は日本からITCを発行した件数であり、当該選手が現在もその国でプレーしているとは限りません。
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