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都道府県サッカー協会取り組み紹介-キッズの取り組み(徳島県サッカー協会)
2014年10月06日
各都道府県サッカー協会の方針や活動内容を、「シニア」「第1種」「第2種」「第3種」「第4種」「キッズ」「女子」「フットサル」「ビーチサッカー」「審判委員会」「施設委員会(環境整備)」「技術委員会」の12テーマの下、ご紹介します。全国でどのような活動が行われているのか、この機会にぜひご一読ください。
今回も引き続きキッズの取り組みをご紹介します。
※以下の寄稿記事はJFA news 9月号「REGIONAL NEWS」コーナーにも掲載されています。
キッズの取り組み ~徳島県サッカー協会~
『M3・M5キッズ事業の継続と取り組みの現状と課題』
豊田栄二 徳島県サッカー協会事務局長/キッズ担当
徳島県サッカー協会では、プレジデンツ・ミッション『M3.「JFAキッズプログラム」の推進』にあたり、U-6(1回)、U-8(3回)、U-10(2回)と各年代を対象に年6回の大会を開催しています。しかし、年々出場チームが減っており、大会の盛り上がりに欠けるのが現状です。要因としては、少子化が進み8歳から上級生の試合に出場するケースが出てきたこと、リーグ戦文化が普及して大会が増えたことで試合数も多くなり、非常にタイトなスケジュールになっていることが挙げられます。従来のプライベートな大会も継続して行われているため、悪循環が生じています。県協会としては、極力公式戦を尊重し、プライベートな大会は廃止していくよう要望していますが、なかなか改善されません。
そこで、ひとまずU-6の発掘を重要案件として大会を整備すべく、巡回指導のときなどに積極的に案内しています。ただ、幼稚園の引率者が休日に対応できないなどの理由から、実現が難しい面もあります。今年度はU-6大会の会場を従来の大きなサッカーグラウンドから市内のフットサル場に変更し、ハーフコート2面で実施したところ、立地条件が良く、かつ間近での応援が可能だったことから、子どもにも保護者にも大好評でした。U-6大会としては大成功だったと思います。会場も確保しやすいので、今後もこの方法で回数を増やしていきたいと考えています。
「M5.エリート養成システムの確立」におけるセントラルエリート事業については、月に2回、土曜日の午前にU-6?8、午後にU-10のプログラムを年間で24回行っています。こちらも少子化の影響で低学年から試合に出なければならないチームがあり、参加者数が減少しています。しかしその一方、保護者の負担が少なく、熟練した指導者から指導を受けられるこのプログラムを重要視している保護者もいるようです。
JFAフェスティバルは地理的条件などを考慮して、徳島市内ではなく、郡部の美しい環境のもと、7月、9月、11月の年3回実施しています。
(写真は海部ピクニック公園、山川バンブー公園で開催されたJFAフェスティバルの様子)各地域の運営委員の皆さんには、参加チームの案内から募集、当日の運営に至るまで多くのご協力をいただいております。そのおかげで参加者も増加傾向にあり、地域のイベントとして定着しています。われわれ協会スタッフもサッカー未経験者を広く引き込めるよう、各地域との連携を深めています。そのほか、巡回指導やU-8育成リーグ、四国U-9交流大会、キッズリーダー養成講習会などさまざまな事業を休みなく計画し、実行しています。
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