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【j-futsal連動企画】フットサル委員会松崎康弘委員長と北澤豪副委員長が語る 「フットサルの魅力と日本フットサルの可能性」 第2回
2014年05月20日
JFAの新しいフットサルエンジョイプレーヤー登録サイト「j-futsal」では、これまでの有料の個人登録制度に代わり、新たにだれもが簡単に無料で行えるプレーヤー登録を開始しました。フットサルの魅力と可能性について、フットサル委員会の松崎康弘委員長(常務理事)と北澤豪副委員長(理事)の対談の第2弾です。
日本フットサルを一緒に作っていく
では、フットサル界を先頭で引っ張っているお2人が、それぞれどんな思いを持って活動を続けているのかを聞かせていただけますか?
松崎 僕はフットサルと関わっておよそ30年になります。フットサルがまだサロンフットボールと呼ばれていた当時、指導者として、子どもたちが楽しくたくさんボールに触れられる機会を提供できるようにとの思いで関わりを持つようになりました長くフットサルの審判も務めてきましたので、フットサルの素晴らしさを肌で感じていました。これらをいろんな人に伝えて、もっと発展させていかないといけないというのは僕の使命かなと思っています。また、FリーグCOOとしては、フットサルを屋内最高峰のスポーツにしたいという思いがあります。そうしたグラスルーツの裾野を広げる部分と、トップカテゴリーのレベルを高めていくということですね。そしてもう一つ、僕自身が審判だったということもあり、競技のルールをきちんと伝えていかなければいけないと思っています。
北澤 僕はそのCOOを補佐する立場にありますが、サッカーとフットサルのどちらかに偏らないように、すべてを含めてのファミリーだという方向を打ち出していきたいなと思います。サッカーとフットサルは違うものだという考え方がありますが、もちろん競技としての戦略の部分などでの違いはあれど、(ボールを蹴るという)入口は同じでもいいのかなということは伝えていきたい。それはカズさんが伝えてくれた部分でもありますし、僕自身そうしたことを継続していった先に広がりが生まれますし、トップカテゴリーのレベルを高めることにもつながっていくのではないかなと思います。
そうした活動を通じて、改めて伝えられるフットサルの魅力もあるということですね。
松崎 そうですね。語弊がないように言いますが、フットサルは「『サッカー』が簡単に楽しめる」んです。これはものすごく大きなことです。サッカーを手軽に、簡単に楽しめるのがフットサルの「する(Do)」の部分。「見る(Watch)」の部分については、フットサルはとにかくスピーディーでものすごく高い技術の応酬ですから、そこをぜひ見てもらいたいですよね。そしてピッチ、選手との距離が、サッカーよりも明らかに近い。もっと面白さを感じられるのかと思います。
北澤 本当にプレーされる方は増えていますよね。フットサルをプレーすることでいろいろな方とつながれますし、サッカーファミリーとしてもそういった距離を縮めることは大事な部分です。だからこそ、“フットサルが持つポテンシャル”は高いですよね。そういう意味では、Fリーグももっと盛り上がるはずです。選手は本当にうまいですし、彼らと一緒にプレーすると勉強になることばかりで、僕では歯が立ちませんから。盛り上がれる理由、つまりフットサルの魅力はたくさんありますので、それをどう伝えていくのかが我々にも求められていますよね。
伝える側はもちろんのこと、見る側にも求められてくるものもありそうですし、「する」と「見る」の両方から盛り上がってくることが期待されますね。
松崎 例えば普段でも、テレビのコマーシャルの一幕にフットサルが出てきたりしますよね。つまり「フットサル」自体は皆さんが知っています。ですからその盛り上がりを「見る」スポーツとしての盛り上がりにいかにつなげていくかというのが今後の課題です。そのために露出を高めていくことはもちろんですが、こういったサイトに来てフットサルの情報を入手していただき、そこからFリーグの映像を見る、そしてフットサルの試合に行く、というように地道にやっていくことも大切です。一つひとつクリアしていき、より一般の方に認知してもらえればと思います。
北澤 そうですね。そしてエンジョイプレーヤー登録をする方々は、プレーヤーであると同時に観戦者でもあるので、時にはフットサルを育てていく側にもなれるはずです。つまり普段からプレーしている人たちが、フットサルをあまり知らない周囲の仲間を連れていって、「こうやって見るんだよ」と教えてあげるなどですね。プレーもできるし、盛り上げ方も知っているというのは大きな力です。このサイトもそういった意見交換をできるような場になっていければいいですよね。
北澤さんはフットサルコートで一般のプレーヤーの方から声を掛けられることも多いのではないでしょうか?
北澤 むしろ自分から話し掛けています(笑)。もちろん話し掛けてくださる方も増えました。そこでフットサルの話をしたり、さらに話題が広がったり。それは若い世代だけではなく、僕と同世代、あるいはもっと上の世代までいます。そうした高齢の世代でこれからフットサルを始めるという方も多いですね。
確かに、年齢も男女も関係なく一緒になって楽しめることがフットサルの魅力の一つでもありますね。
北澤 そうですね。まずはミーティングから始まり、みんなで一緒にご飯を食べてからフットサルをして、その後の夕食まで過ごしたら、それは素晴らしい一日ですよね(笑)。自分の好きなことをやりながらも健康を維持できる、といった具合に、ライフプランの一つとしてのフットサルと考える方も今後増えていくのではないでしょうか。
松崎 フットサルをプレーした後の楽しみまでを考えることはすごく重要です。サッカーにもそういう側面がありますが、より手軽に楽しめるという点でフットサルはもっと楽しめると思います。
JFA公式エンジョイフットサル総合サイト「j-futsal」最新情報
フットサルの「今」がわかるコラム連載開始!
第1回は、トップレベルから各種全国大会まで、さまざまな形で展開している日本のフットサルの現状についてのコラムをお届けしています。
https://j-futsal.jfa.jp/know/column/column0001.php
「フットサルの日」プレゼントキャンペーンは引き続き実施中!
5月5日フットサルの日を記念し、j-futsal登録者の中から抽選で、フットサルをエンジョイするアイテムをプレゼントします。
商品 フットサル4号ボール1個とロゴマーク入りビブス5枚をセットでお届けします。(ビブスは5枚1組で、色は選べません。)
当選者数 合計10名様にプレゼント。
参加方法 特別な参加エントリーは不要。J-futsalにプレーヤー登録されていることが条件となります。
募集期間 6月30日(月)時点での登録者が抽選対象となります。
抽選・発表 JFAにて厳正な抽選を行い、j-futsalサイト上で7月9日に発表(j-futに登録のニックネームを掲載)。当選者には、登録のメールアドレスへご連絡。商品の発送は、発表後1週間程度を予定しています。
注意事項 商品は非売品のため、購入することはできません。
お問い合わせ先 j-futsal 運営事務局 https://j-futsal.jfa.jp/contact/
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