JFAメディカルセンター
JFAメディカルセンター
JFAメディカルセンターのセレモニーにFIFAブラッター会長が出席
国際サッカー連盟(FIFA)のジョセフ・S・ブラッター会長(当時)が2009年9月13日に来日、翌14日にJFAメディカルセンターの「FIFAゴールプログラム セレモニー」に出席しました。
JFAメディカルセンターは2009年8月1日、FIFAゴールプログラム(※1)初の医療施設として福島県のJヴィレッジにオープンしたもので、施設は楢葉町(福島県)と福島県によって建設され、JFAが運営。合宿や大会時にケガをした選手のケアはもちろん、地域で整形外科やリハビリテーションを必要とする人々の健康をサポートするほか、スポーツの競技力向上や障害予防などに関する研究も行っていきます。
このセレモニーで犬飼基昭JFA会長は、「ここでは、一般的な医療活動のみならず、障害防止や栄養学、育成年代のメディカルケア、アンチドーピングなどにも取り組み、また骨年齢分析等のMRIを利用した研究も行っていきます。FIFA、FIFA医療評価研究センター(F-MARC)、AFCとも協力し合い、世界のスポーツ医学に寄与していきたいと考えています」と挨拶しました。 ブラッター会長は、同メディカルセンターに併せて視察したJFAアカデミー福島についても高く評価し、「アカデミーに続いて、メディカルセンターができたことで、ここはナショナルトレーニングセンターとしての完成型に近づいている」と発言しました。
※1:FIFAゴールプログラム
FIFAゴールプログラムはブラッター会長の提案によって1999年に設置された助成制度で、協会本部やテクニカルセンター、ピッチなどの施設等に対する、FIFA加盟協会のそれぞれの施策(FIFAゴールプロジェクト)に助成し、プロジェクトの達成を支援するもの。
JFAメディカルセンター基本情報
メディカルセンター概要
基本理念
JFAメディカルセンターは、周辺地域の人々が健康な心身で生活していけるよう地域社会をスポーツ医学的にサポートしていくとともに、トップアスリートがスポーツにおいてパフォーマンスをいかんなく発揮できるよう、医科学分野から積極的に支え、日本におけるスポーツ文化の醸成に寄与します。
そして、スポーツ医科学の新たな役割を創成し、日本からアジア、そして世界に情報を発信し、国際社会に貢献します。
設立趣旨
日本のサッカーがさらなる発展を成し遂げるようなナショナルトレーニングセンターの将来展望をした時、ナショナルトレーニングセンターの機能としてメディカルの役割は重要なものであります。
このたび、JFAメディカルセンターが、福島県、楢葉町、日本サッカー協会、Jヴィレッジの協働により、設置/運営することとなりました。
本メディカルセンターは、競技者の怪我に対応するだけでなく、将来競技者を目指す方への指導/アドバイスを行い、また、子供たちの一般的な障害予防や、大人/高齢者に対する健康増進法の発信等、役割を広く担うことを目的としています。
本メディカルセンター設立にあたっては、FIFA Goal ProgrammeによるFIFAとして、世界で最初のメディカルセンターへの助成が行われました。
事業コンセプト
① スポーツ医療事業 | アスリートへの高いレベルのスポーツ医学的サポートを行う。 |
---|---|
② 地域医療事業 | 地域住民へのスポーツ医学的サポートによる、予防医学と医療の提供。 |
③ 研究・普及事業 | 全国・世界にスポーツ医学的リサーチ結果の発信を行う。 |
沿革
2007年 | 福島県、楢葉町、日本サッカー協会、Jヴィレッジにて、ナショナルトレーニングセンターの機能として、メディカルセンターの設置を検討。 |
---|---|
2009年9月14日 | JFAメディカルセンター開設 |
診療科目
診療科目 | 整形外科 |
---|---|
リハビリテーション科 |
診療時間の案内
※現在休止中
施設概要
諸室内容 | 待合室、診察室、処置室、検査室(X線、MRI)、リハビリテーション、研究室 |
---|
アクセス
住所 | 〒979-0513 福島県双葉郡楢葉町大字山田岡字美シ森8-1 |
---|---|
連絡先 | TEL:0240-25-1557 FAX:0240-25-1575 |
アクセス |
[電車の場合] JR常磐線広野駅より、車にて約10分。 [車の場合] 常磐自動車道広野ICより約10分。 三郷IC~広野IC間、約200km 郡山IC~広野IC間、約100km |