選手・指導者向け情報
怪我をしたら [ 選手・指導者向け情報 ]
サッカー(スポーツ)には怪我がつきものとよく言われますが、怪我をしないにこしたことはありません。
身体を動かせばそれに伴って「怪我」をする可能性は高くなります。ここでは怪我をした場合の対処法について話していきます。
怪我をしたら - 現場で行える初期治療 -
サッカーによる怪我は打撲や捻挫、肉離れ、そして骨折などがあります。
どのような状況で怪我をしたかよく見ていると、どこの部位の怪我をしたのか予想することができます。
怪我をした時に、痛みが強く動けない、あるいは動くと痛みが強くなる場合は運動をやめて、以下のチェックをしましょう。
- 腫れがないか
- 変形していないか
- 自分で動かせるかどうか
- 血の巡りがよいか
次に以下の処置をします
RICE:下記4つの処置の頭文字を併せてRICEと呼びます。
(JFAニュース2009年7月情報号No.303参照)
- Resting(安静): 患部が動かないようにします
- Icing(冷却): 氷や流水で患部を冷やします(冷シップは冷たく感じますが、患部は冷えません)
- Compression(圧迫): 痛んだ部位を圧迫しますが、腫れが強く、どこが痛んでいるかわからない場合はむやみにしなくいでください。
- Elevation(挙上): 患部を自分の心臓より高く上げて、腫れをひかせます。
このような処置をした後に、医療機関を受診してください。