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2019年 JFAキッズ巡回指導責任者研修会を実施

2019年05月15日

2019年 JFAキッズ巡回指導責任者研修会を実施

2019年JFAキッズ巡回指導責任者研修会を5月11日(土)と12日(日)の2日間にかけて、静岡県帝人アカデミー富士で開催しました。

本研修会は、47都道府県サッカー協会の巡回指導に関わる指導者の資質向上を目的とし、昨年に引き続き、今年で2回目となります。今回は、巡回先の指導現場を想定した指導実践を中心とした内容で行いました。

インストラクターコメント

皆川新一 インストラクター(JFA)
キッズプログラム活動の3本柱の1つである「巡回指導」をテーマにした研修会でした。巡回指導は各都道府県サッカー協会(47FA)が幼稚園、保育園、小学校などに指導者を派遣し、子どもたちにサッカーの楽しさや身体を動かすことの楽しさを教える活動です。サッカーをする子供たちを増やしていくためにはとても重要な事業だと考えています。47FA巡回指導者責任者が集まり、直接子どもたちと接する指導者がサッカーの楽しさを感じてもらうためにはどう伝えていくのがいいのか?どうオーガナイズしていくのか?をグループディスカッションと2回の指導実践を通じて確認しました。また本研修の内容を参加者が持ち帰り、県内で巡回を担当する指導者に伝達していただくことを強くお願いしました。サッカーと出会う最初の指導者としての立ち居振る舞いは、とても重要だと考えます。各FAで関わっているそれぞれの園において、子どもたちが笑顔で夢中になれる雰囲気を作り出せるよう願っています。2日間とも素晴らしい天気のもとで参加者が積極的に取り組んでくださり、充実した研修会となりました。これからのFAでの巡回指導の発展を期待するとともに、我々も各FAのサポートをしていきたいと考えています。

受講者コメント

田中理沙 さん(島根県サッカー協会)
昨年に引き続き2回目の参加となる今回の研修会も、昨年同様、経験豊富な指導者の方々の中で多くのことを学ばせていただく良い機会なりました。「子どもたちが名前で呼ばれる」、「子どもたちの名前を呼ぶ」という当たり前のことの大切さを再認識し、細部にまで気を配る事の大切さ・人間性・園や保育士さんとの関わり方を学びました。今回研修したことを、FAに戻って巡回に関わっている指導者に落とし込みながら、情報交換を行って今後の活動に活かしていければと思います。

大田忠信 さん(宮崎県サッカー協会)
今回初めて参加をさせていただきましたが、質疑応答など鋭い意見が多く勉強になりました。未来の日本代表になる選手育成の入口にいるという責任と、大事な出会いの場に立ち会っているという覚悟を持ち、子どもたちがサッカーに夢中になってもらえるとともに、多くの大人の方々が関わりたい!と思える場を作っていきたいと思います。

萩原豊之 さん(静岡県サッカー協会)
全国から集まる指導者の方々と現場の生の声を聞いたり、実際に一緒に指導実践をする中で、数多くの学びをいただきました。特に今回の研修のテーマのあった、4つの系(動きづくり、おにごっこ、ボールフィーリング、ゲーム)の整理や、狙いを持ったオーガナイズの設定、サポートスタッフとの連携の重要性を再確認するともに、サッカーの素晴らしさである、仲間と協力する楽しさを改めて実感することができました。今回の学びを、地域の子どもたちやサッカーファミリーに還元できるよう、全力で活動します。

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