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電動車椅子サッカー日本代表チーム、世界へ ~2017 FIPFA WorldCup~

2017年06月26日

電動車椅子サッカー日本代表チーム、世界へ    ~2017 FIPFA WorldCup~

電動車椅子サッカーの世界一を決める、第3回FIPFAワールドカップ2017が、アメリカ・フロリダ州キシミーで7月5日(水)~9日(日)に開催されます。

この大会は、2007年に第1回大会が東京で開催され、アメリカ、ベルギー、フランス、デンマーク、イングランド、ポルトガル、日本の7か国が参加。優勝はアメリカ、準優勝はフランス、3位はベルギー、日本は4位でした。4年後の2011年に第2回大会がフランス・パリで開催され、日本を含む世界10カ国が集まり、優勝は前回に続きアメリカ、日本代表チームは5位でした。この大会では日本電動車椅子サッカー協会派遣の国際審判員の2名が決勝戦で主審、副審を担当しました。

そして今年、第3回の大会が開催されます。

アジアからは日本とオーストラリアの計2チームが出場します。大会参加10チームが2組(プール)に分かれてグループリーグを戦い、決勝トーナメントへ進みます。日本代表はプールAに入り、試合日程は以下の通りとなります。

プールA:
アルゼンチン
アメリカ(第1、2回大会優勝)
デンマーク
ウルグアイ
日本

グループリーグ日程:

7月6日(木) 9:30 日本 vs アルゼンチン(日本時間 6日(木) 22:30頃)
14:00 日本 vs デンマーク(日本時間 7日(金) 3:00頃)
17:00 日本 vs アメリカ(日本時間 7日(金) 6:00頃)
7月7日(金) 15:30 日本 vs ウルグアイ(日本時間 8日(土) 4:30頃)

日本代表チームは6月30日(金)に現地に向けて出発します。大会の様子は日本電動車椅子サッカー協会公式FacebookTwitterにて随時配信される予定です。選手たちの熱い戦いにご注目ください。

※電動車椅子サッカーとは
電動車椅子の前にフットガードを取り付けて行うサッカーです。自立した歩行ができないなど比較的重度の障がいを持った選手が多く、ジョイスティック型のコントローラーを手や顎などで操りプレーします。性別による区分はなく、 男女混合のチームで行います。国際的な呼称は「Powerchair Football」となっており、スピードは時速10km以下と定められています。直径約32.5cmのボールを使用、繊細な操作で繰 り広げられるパスやドリブル、回転シュートなど華麗かつ迫力あるプレーが魅力です。

コメント

浅岡俊彰 日本代表監督
最終合宿で、日本代表になれなかったサポート選手の協力を得ることができ、前半1点ビハインドでのゲームを国内で経験することができました。国内でこの経験があったから、勝ち点1もしくは3となるゲームが第3回FIPFA World Cupであると思います。サポートメンバーの想いと共に、一戦一戦を選手・スタッフ・アテンダント一丸となり、戦い抜きます。応援よろしくお願いします。

三崎賢治 日本代表アシスタントコーチ
第3回となるFIPFA WorldCupへ日本代表選手団が旅立ちます。今まで築き上げてきたモノを試す場であり、様々な想いに応える場でもあります。皆さまからの熱い声援を力に変えて、日本の戦士達は最も高いところで輝きます!

眞島哲也 日本代表アシスタントコーチ
待ちに待った6年ぶりのワールドカップがついにはじまります。選手・スタッフ・関係者が、沢山の皆さまに支えられ、想いを乗せて出発します。アジア・オセアニアゾーンのチャンピオンとして、世界に屈せず日本の特長である「連動サッカー」でメダルを目指します。ぜひとも選手たちに多くのご声援をよろしくお願いいたします。

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