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だれでもJoin♪ ボーダーフリーサッカー2016開催
2016年06月29日
JFAグラスルーツ推進・賛同パートナー制度の「障がい者サッカー(だれでもJoin♪)」賛同パートナーである一般社団法人 埼玉県脳性麻痺7人制サッカー協会(埼玉県加須市)が6月19日(日)、埼玉県障がい者交流センターでボーダーフリーサッカー2016を開催しました。
同企画は「多様な個性と出会い、障がい、年齢、性別、競技レベル等の垣根を越えてサッカーを心から楽しみ、笑顔とリスペクトで仲間づくりの輪を広げていく」ことを目的とし、脳性麻痺、切断障がい、知的障がいなどの障がいを持つ方を含む、小学生から社会人の男女40名が参加しました。
第一部はゲストに元Jリーグ選手の小澤英明氏を迎え、CPサッカー、アンプティサッカーの選手による「越えて話そう、障がいとサッカー」と題したトークショーを開催。続く第二部の「誰でもサッカー&レクレーション」ではゲストの小澤氏によるサッカークリニック、アンプティサッカー体験会や全員参加のミニゲームが行われました。
埼玉県脳性麻痺7人制サッカー協会は今後、障がい者サッカーの存在をより知っていただき、協力して楽しめるということを感じていただくために、一般参加者を増やしていくとともに、障がい者サッカーのカテゴリーを越えてのコラボレーションも、これまで同様にお互いに楽しめるようにできるところから少しずつ進めて行くことを目指します。
コメント
松村健一代表理事(一般社団法人埼玉県脳性麻痺7人制サッカー協会)
今回も参加者の皆さんに心から楽しんでいただき、満足していただけたようで本当に嬉しく思っております。特に今回はトークショーとして各障がい者サッカーの日本代表選手だけでなく、クラブの選手たちも含めての「プレーヤーたちの生の声」を皆さんにお届けでき、第一部第二部ともに大変ご好評をいただきました。これは小澤さんと、ASユナイテッドとFCアウボラーダ両クラブの皆さんから発せられる、広くて深い「温かさ」のおかげなのだろうと思います。ファミリーのようなつながりや絆も感じられてきました。これからも協力してくださる皆さんへの感謝を忘れずに、継続して前進してまいります。
小澤英明氏(ゲスト)
今回で3回目を迎えた「ボーダーフリーサッカー」。 毎回講師をさせていただけることに心から感謝しております。回数を重ねるごとに増えてゆく仲間たち、そして深まる絆、 ボーダーフリーのイベントでは、老若男女 全ての人たちが 自然とスポーツを楽しめる環境が揃っています。自分らしく、そして新たな自分の発見。 ボーダーフリーを体感した人は、またフィールドに 戻ってきたくなることでしょう。
「一度きりじゃない。」
それがボーダーフリーサッカーの魅力だと思います。 皆様もぜひご参加ください。
半澤監督(FCアウボラーダ)
同じ練習場を使っている仲間から、ボーダーフリーサッカーという障がいや年齢、性別の枠を越えたイベントを共有する仲間になれたことにとても嬉しく思います。特に今回は以前からずっと取り組んでいるような感覚が身体の中でありました。お互いのチームの選手同士はもちろんのことですが、スタッフや参加者とも気兼ねなく、サッカーファミリーとして会話しているところを見て、サッカーの素晴らしさを再確認することができたと感じています。 また、講師として来られた小澤さんの人を引き寄せる言葉かけや熱意など勉強になりましたし、イベント当日の時間がもっと長くあればと思っていました。 今後もイベント以外でも練習試合など交流をしていきたいと思います。
第一部トークショーに登壇した選手の方々
・サッカーという素晴らしいスポーツを通じて多くの方々との新たな出会いや再会ができた時間でした。 「また、一緒にやりましょう!」と交流が繋がっていく。それが障がいの有無、種別にとらわれなかったということに光がさしているように感じました。
・今までいろいろなイベントに参加してきましたが、トークショーは初めてのことで緊張しましたが、いざ始まってみると各プレイヤーのそれぞれのサッカーに出会うまでのストーリーを知ることができ、とても熱い時間を過ごせました。 その後、エキシビションマッチでは、参加者の方から「勇気をもらいました。」と声をかけて頂けけた時は、とても嬉しく思いました。
・始終笑顔の絶えない時間の共有がこのイベント最大の魅力で、元プロサッカー選手の小澤さんの大きな魅力に全員が引き込まれ、障がいも年齢も性別も何も関係なく、純粋にサッカーを楽しむことが出来ました。 また今回トークショーでお話させて頂く機会も頂戴しましたが、会場の雰囲気と司会の方の助力のお陰で、外向きの言葉ではなく、自分の素に近い状態で話すことが出来ました。 横の繋がりのあたたかさ、を実感しました。 普段イベントでは「伝える」立場でいることが多いのですが、このイベントに関しては自分も「楽しい」時間を過ごすことが出来、もっと多くの方に参加して欲しいイベントと心から思います。 また来年も是非参加したいと思います。
障がいをお持ちの参加者(小学生)
・次も参加したいです!それまでにもっと上手くなってもっと楽しみたいです!
・この間のイベントで、色々な人と交流出来て楽しかったです。 また機会があったら参加したいです。
障がいをお持ちの参加者(小学生)の保護者
・サッカーが出来ても出来なくても、大人も子どもも、障がいがあってもなくてもみんなで楽しく参加出来るイベントでした。 参加した人同士でコミュニケーションが自然に取れるように企画されているので、初対面の方とも楽しく話せました。 小澤さんの人柄がよくわかる素敵なイベントだと思います。ボーダーフリーな楽しいひと時でした。 また機会があったら是非に参加したいです。
・トークショー楽しかったですが、CP選手のお話に泣かされました。同じ障がいのある息子と重なりました。なかなか みなさんの前で 話をするのって大変な事ですよね。 きっかけは それぞれですが 自分達のサッカーと出会い 生活自体が 生き生きとした、まさにそこですね。主人は 一緒にサッカーに参加してみて、観てるだけではわからないこと事が たくさんあったようです。 ASのメンバーさんともたくさんお話しさせていただき、私も ただただ楽しく過ごさせてもらいました。
参加者の方々
・ 今回、イベントに参加をさせていただく中で、アンプティーサッカーとCPサッカー、多くの人との出会いに感謝しております。自分は、今ボランティアで幼少の頃お世話になったサッカーチームをコーチという形でお手伝いさせていただいています。今回のイベントではアンプティーサッカーと元Jリーガーの小澤さんにも接する機会を得、とても良い経験をさせていただきました。 障がいとサッカーに境はないのです。みんなサッカーを心から楽しんでいる!時には泣いて、時には笑う。勝てば嬉しいし、負ければ悔しい。みんな一緒です。今回のイベントで、ある選手が話してくれました「障がいがあっても、これが俺達のサッカーだ。障がいがあると考えてプレーはしていない。人生にとってなくてはならないもの」と。すごく感動しました。自分は、サッカーでの怪我で膝の軟骨がなくなっており、思うようにプレーが出来ない自分に苛立ちと後悔の念が、ぐるぐる頭の中でまわり続けていました。ですが、その言葉を聴き、考えが変われた気がします。今の自分にとって、やれる事をサッカーとして楽しんでいけばいいのだと!!今回は参加させていただき、ありがとうございました。これからもよろしくお願い致します。
・ボーダーフリーサッカーが面白いところは、 大人も子供も、障がい者も健常者も関係なく、フィールドで同じ時間、同じ喜びを共有できるところにあり、また、サッカーという競技が、形はどうであれ、誰もが楽しめるスポーツだと、実感することもできました。今年4月、日本障がい者サッカー連盟が設立された際、北澤会長が挨拶の中で「誰もが、いつでも、どこでも、サッカーを通して、明るく、楽しく生活できるような環境を作らないといけない」と話されたように、障がい者サッカーには、回りからのサポートも必要不可欠だと思いました。
・第一部での小澤さんを囲んで各団体の方々とのトークショーはとても新鮮で 小澤さんのお話はもちろん 各選手の競技に対する思いを聞けてとても有意義な時間でした。 第2部のグランドでのイベントは 小澤さんの指導は自然と全員が笑顔になります。 普段なかなか交流を持てない参加者の皆さんと、とても楽しく過ごす事が出来ました。 改めてサッカーの!スポーツの!素晴らしさを実感できました。 もう、次回が待ち遠しいです。
・脳性麻痺で、右半身に麻痺のある8歳の男の子の母です。 ボーダーフリーサッカーは前回に引き続き2回目の参加になります。 今回、初の試みとのトークショーでは それぞれの選手の障がいをおった経緯やサッカーにかける思い、人生観等をうかがうことができ、これからの息子の将来を考えるうえで私自身の世界観が広がった感じがしました。 第2部の誰でもサッカー&レクレーションでは、ASユナイテッドの選手はじめたくさんの皆さんに優しく接して頂いて 息子も存分にサッカーを楽しむことができました。 また驚いたことに、ゲストの小澤英明さんが息子のことを覚えていて下さって共に息子の成長を感じて下さったのです。 グラスルーツならではの温かみを感じる一場面で感動しました。 今後もこの絆を大切に皆さんと繋がり続けたいと感じました。
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