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小学校体育サポート研修会 北海道で開催
2018年12月06日
日本サッカー協会(JFA)は11月30日(金)、北海道江別市野幌中学校にて小学校教諭や教員養成系大学生の方を対象とした、小学校体育サポート研修会を開催しました。
本研修は、体育やサッカーの授業に苦手意識のある先生のサポートを目的とに行っています。JFAと現職小学校教員、大学教員等で考案・作成した教本の実技体験や、教本を作成した際の考え方などを共有することにより、授業の参考にしていただくサポートをしています。この取り組みは2014年から実施しており、教本の作成にあたったインストラクター資格を持つJFAの指導者が講師を務めています。
次回開催予定はこちら(12月26日(水)JFAハウスにて開催予定)。
インストラクターコメント
尾形行亮 JFA小学校体育サポートプロジェクト
北海道内から降雪の中、26名の先生方や大学生に参加して頂きました。前半は、JFA小学校体育サポートプロジェクトで作成した教本(「サッカー指導の教科書」東洋館出版2015)から内容を抜粋し、準備運動からゲームまで実際の授業に即した実技を行ったのち、後半は、プログラム構成のねらい、指導のポイント、評価の考え方について共有しました。参加者はとても意欲的に活動していただき、瞬く間に打ち解け、参加者の考えやアイディアを交流しながら進めることができました。ご参加いただいた皆様、美唄市教育委員会、開催に向けご尽力いただいた関係者の皆様に感謝申し上げます。また株式会社コンサドーレ様から、参加者に対して翌日の札幌ドームで行われたJリーグ最終戦へご招待頂きました。本当にありがとうございます。サッカーや体育を通じて、子供たちの笑顔がさらに広がっていくことを願っています。
受講者コメント
西村義仁 さん
身体を動かしながらの研修会だったため、非常に楽しく分かりやすかったです。また簡単に取り組める実技内容のため体育の授業が苦手な先生でも取り組みやすいと思いますし、子どもたちにとっても楽しく活動できる内容でした。講師の方の説明が明確であり、自然と受講生のみんなが声を掛け合えるような導き方をしてくれたのがよかったです。
小林桃佳 さん
サッカー経験がなく、ボールを蹴ったこともなかったため、研修会に参加するに当たり不安でしたが、内容は技術面というより楽しく授業を行うことに重きをおいていたため、私でも教えることができる内容でした。いまはまだ学生ですが、教師になったときのイメージを持ちながら受講することができ、周りの受講生と触れ合う機会も多く、充実した研修会となりました。将来は教員になり体育の授業を通じて子どもたちを成長させたいと思います。
「小学校体育サポート研修会」とは
公益財団法人日本サッカー協会が推奨する小学校の新学習指導要領に沿った体育授業サポート研修会です。特に、体育や運動の苦手な先生に受けていただきたい研修会です。「外部のコーチが来てサッカーをしてくれた」ではなく、体育の授業を担当している先生方ご自身がサッカーの授業や児童とのふれあいを楽しんで行ってもらうために実施しています。これまで受講いただいた先生方からは、サッカーのみならず教育活動のさまざまな場面で、この研修会で受けた内容を活かせるという声が多くあがっています。
①実技:先生方ご自身に、サッカーの楽しさ、運動の楽しさを「これなら出来る!」という手応えを感じていただく内容となります。先生方が楽しいと感じていただくことが「楽しい授業」を行う一番のポイントであると考えます。
②講義:実際の授業を研究・計画するうえでのポイントや、単元の狙い、領域目標、児童の発育発達に則したプログラム全体の考え方をお伝えします。
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