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『中学校部活動サッカー指導の手引き』を作成
2018年08月01日
2018年3月にスポーツ庁より中学生等のスポーツ環境の充実が図られるよう「運動部活動の在り方に関する総合的なガイドライン」が発表されました。それを受け、日本サッカー協会では、学校体育サポートプロジェクトを中心に中学校のサッカー部活動において、安全で無理のない効率的かつ効果的な活動を行なっていただくための『中学校部活動サッカー指導の手引き』を作成いたしました。
連日の猛暑が続いていますが、大会、試合、練習などますますサッカー活動が盛んになってきますので、「熱中症対策ガイドライン」とあわせてお読みいただき、事故のないよう細心の注意を払って楽しくサッカーを楽しんでいただきますようお願いいたします。
コメント
中山雅雄 学校体育サポートプロジェクトリーダー
部活動は、ヨーロッパや南米のサッカー強豪国に無い、日本独自のスポーツ文化です。だからこそ、私たちは部活が日本のサッカーの将来を支える重要な活動であると考えています。部活動は、それに関わる全ての人に喜びや、感動を与え、夢を持たせてくれる場であってほしいと思います。生徒、先生、保護者がお互いをリスペクトし、日常の中の数時間に集中する。サッカー以外の時間も大切です。日本のサッカー選手育成には多様な道筋があります。街のクラブで、Jクラブのアカデミーで、学校部活動で、そして大学でも選手の育成がなされています。この環境をさらに整え、充実させることはJFAの大きな使命だと考えます。サッカーはシンプルなスポーツ、だからこそ世界中で愛されています。1回の練習時間は短くても、専門家のようなアドバイスを選手にできなくても、心配はいりません。みんなの力で育みましょう。みんなの力で日常にサッカーがある環境を作っていきましょう。
山口隆文 JFA副技術委員長/スポーツ庁運動部活動の在り方に関する総合的なガイドライン作成検討会委員
スポーツを、サッカーをやりたい子どもたちはたくさんいます。子どもたちは「もっと上手くなってスポーツを・サッカーを楽しみたい」と思っています。そしてその中には、将来はプロの選手や日本代表選手になりたいと思っている生徒も少なからずいます。そのような生徒の上手くなりたいという純粋な気持ち、夢を持ち自主的に取り組もうとする姿勢を育む場が部活動であり、生徒にとって部活動はなくてはならない場です。部活動をするためには、先生たちの力が必要です。この手引書では練習計画作成の仕方や練習と休息のバランス、効率的・効果的な練習方法などを紹介しています。健全で、有意義な部活動の運営、指導の一助になればと思います。
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