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JFAビーチサッカー巡回クリニックを北海道にて開催
2018年09月07日
9月1日(土)に北海道の石狩浜海水浴場にてJFAビーチサッカー巡回クリニックを実施しました。
今回のクリニックは、第1回北海道ビーチサッカーリーグに併せて実施し、リーグ戦開催前に、出場チーム向けのクリニック、合間には少年サッカーチームを呼んでクリニックを実施しました。
今回は、田畑輝樹氏(ヴィアティン三重BS)と後藤崇介氏(東京レキオスBS)をインストラクターとして招聘し、北海道の涼しい気候の中、クリニック2回を実施しました。
リーグ戦前に行った大人向けのクリニックでは、「試合に活きるテクニック」というテーマで指導を行いました。普段から日常的にビーチサッカーをプレーしている選手がほとんどいなかったため、基本的なビーチサッカー特有のテクニックやよくしてしまいがちなミスの指導、また試合ですぐに使えるコツ、なぜオーバーヘッドシュートが有効なのかを説明し、それぞれのプレーを体験してもらいました。
合間に行った子供向けのクリニックでは、近隣の少年サッカーチームが3チーム集まり、30名の少年にビーチサッカーを体験してもらいました。「とにかく楽しむ」ことをインストラクターからテーマとして伝えられ、ウォーミングアップに続いてレクリエーション要素を多く含んだメニューを行いました。そしてテクニックの紹介をしたり、競争をしながらビーチサッカーを体験し、クリニックは大いに盛り上がりました。
最後に3チームに分かれて試合を行って、裸足でボールを蹴る楽しさを体感してもらいました。
今年北海道で初めて公式のリーグ戦が開催されたので、今後も継続してビーチサッカーの普及活動に取り組んでいきたいと思います。
インストラクターコメント
田畑輝樹 インストラクター
大人向けのクリニックでは、「止まっているボールをどうやると上手く蹴れるのか」、「転がってるボールをどのタイミングで蹴ると上手く蹴れるのか」、「オーバーヘッドをやるとなぜ有効なのか」などレクチャーしました。試合前のクリニックで短い時間だったにもかかわらず試合になるとクリニックでやった蹴り方やオーバーヘッドを意識した良いプレーが沢山観られました。そして午後のクリニックは沢山の子供たちが参加してくれました。ビーチサッカーが初めての子供達がほとんどで、砂の上での走り方やスコップパス、オーバーヘッドなどを指導し、難しいと言いながらもどんどんチャレンジして頑張ってくれました。クリニック後は「楽しかった」もっと「ビーチサッカーやりたい」と言ってくれていたのが印象的でした。これからもビーチサッカーを知ってプレーしてもらうためにもやれることを少しずつやっていきたいと思います。
後藤崇介 インストラクター
まず去年に引き続き、また北海道でクリニックの講師を務めることができて、嬉しかったと同時に、責任を感じました。北海道は天候や地域柄、ビーチサッカーの普及があまり進んでいない地域です。しかし全国で行われている地域リーグ戦も今年は初めて北海道で開催できました。北海道がビーチサッカーが普及していくには、自分がいかにビーチサッカーが楽しいという事を、北海道の選手や子供たちに伝えられるかが重要だと思いました。クリニックでは、主にビーチサッカーでのオーバーヘッドの重要性、やり方を教えました。クリニック後のリーグ戦では、オーバーヘッドが多く飛び交い、時にスーパーゴールが生まれていましたことは、自分自身とても嬉しかったです。午後のクリニックでは、参加した子供達のほとんどが未経験者でしたので、砂の上でなにもかもがやりづらそうにやっていた姿が印象的でした。北海道は伸びしろしかありません。今後全国大会で北海道のチームとプレーするのが楽しみです。
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