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JFA公認指導者研修2017 高円宮杯第29回全日本ユース(U-15)サッカー選手権大会 リフレッシュ研修会を開催

2017年12月30日

JFA公認指導者研修2017 高円宮杯第29回全日本ユース(U-15)サッカー選手権大会 リフレッシュ研修会を開催

12月28日(木)、味の素フィールド西が丘にて高円宮杯第29回全日本ユース(U-15)サッカー選手権大会リフレッシュ研修会を行いました。

今回のリフレッシュ研修会は講義を受講した後に試合観戦、という2部構成で行われました。前半の講義では、今年開催されたFIFA U-17 ワールドカップインド2017を分析した内容を取り上げ、世界の育成年代のサッカーがどのような傾向にあるのかが説明されました。

その後の試合観戦では、講義で説明されたポイントを受講生の皆様に意識してもらいながら観戦して頂き、非常に有意義な研修会となりました。

インストラクターコメント

大橋浩司 JFAインストラクター
今回のリフレッシュ研修会は、87名と多くの参加者が集まりました。講義では、FIFA U-17ワールドカップインド2017のテクニカルスタディグループ(TSG)報告を行いました。特に、育成年代の世界のトップとの差をテーマに、グローバルスタンダードから見た日本(U-17)の立ち位置と、指導者の目指す方向性を探ることをテーマにしました。パワーポイントと映像を使って、大会の概要・グループステージの戦い・ノックアウトステージの戦い・ベンチマークチームの特徴・技術戦術的分析(攻撃と守備、GK)・日本の戦い・トピックス・まとめを報告し、質疑応答を行いました。その後、高円宮杯第29回全日本ユース(U-15)選手権大会決勝戦(サガン鳥栖U-15 VS FC東京U-15深川)を観戦し、各自で分析を行いました。決勝戦では白熱したゲームが展開され、延長戦でも決着がつかずPK戦の末、サガン鳥栖U-15が優勝しました。

受講者コメント

畠山博之 さん (墨田区立本所中学校)
世界における日本の立ち位置や差がよく分かりました。的確な判断や、攻守両面における判断スピード、ハイプレッシャーの中でのテクニックなどで差がついていると感じました。今回学んだことを指導チームに持ち帰り、普段のトレーニングから判断やテクニックを高められる場面を作って、トレーニングを行なっていきたいです。

森山裕さん (八潮市立八潮中学校)
毎年この研修に参加していますが、講義を受講してからの試合観戦という流れで頭の中が整理され、指導の方向が明確になるため勉強になります。特に、講義の分析が細かい部分まで明確にされているので非常に有り難かったです。

川嶋勇多 さん (城西JFC)
講義で扱ったU-17世代は今まであまり観ることがなかったので、今回映像を観ながら説明を受けて非常に分かりやすく、興味を持ちました。U-15の決勝はピッチ状態、天候もよくU-15らしい素晴らしい試合でした。

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