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S級コーチ養成講習会の現場から2018 受講者レポートvol.4 武藤覚さん

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2018年06月18日

S級コーチ養成講習会の現場から2018 受講者レポートvol.4 武藤覚さん

5月21日(月)からスタートした S級コーチ養成 集中講習会は、6月11日(月)から第4週目を迎えました。前期も残り2週となったこの週は、今回の2018FIFAワールドカップロシアから導入されたVAR判定の採用と運用についての講義からスタートしました。

また6月29日(金)から、FIBAバスケットボールワールドカップ2019 アジア地区 1次予選に臨む、バスケットボール日本代表チームの取り組み等についての講義をはじめ、終日ディベート講習に取り組むなど、S級ならではカリキュラムが続きました。

【集中講習会第4週目:6月11日(月)~6月14日(木)】

今週は、武藤覚さんよりお伝えします。

今週の担当:武藤覚さん

今週もいろんな外部講師の方々に来ていただいて、貴重な話を聞くことができ、たくさんの学びと気づきがありました。

11日(月)は日本バスケットボール協会の東野技術委員長にBリーグ誕生などのリーグ改革、日本代表のワールドカップや東京オリンピックに向けての強化策についての話を聞きました。世界を目指す上で、日本人の弱みを消すために全体のベースをあげること、それと同時に日本人の強みを作り出そうとしていることなど、我々のサッカーにも共通することも多くありました。

12日(火)はディベートでした。今回はディベートの理論や目的についての講義を受け、2つのテーマについて討論しました。グループでの理論構築、資料の準備や作成など、論理的に考えることの大切さと難しさを感じる時間でした。今回は限られた時間での討論会でしたが、次回はしっかり準備をした上で取り組みたいと思います。

13日(水)には細渕電球株式会社の高橋社長からの話を聞き、社長として会社を引っ張っていく思いや覚悟は、指導現場におけるリーダーとしての考え方、行動などに繋がる面もあり、参考にしていきたいと思います。

また、サンフレッチェ広島の城福監督が来てくれました。チーム作りや普段のトレーニングで感じていることなど、実際の指導現場での話を聞けて、とても貴重な時間でした。

14日(木)は田中ウルヴェ京さんからスポーツ現場においてメンタルをどう捉えるか、ストレスにどのように対処していくかなど、選手やスタッフとの関わりの中で活かせるような話を聞くことができました。

いろんな面で参考になるような話が聞けて、今後の指導現場に活かせればと思います。

指導実践はグループでトレーニング計画を練り、実践し、その後のディスカッションもいろんな視点から話ができていますが、お互いに意見を出し合うことでより質の高いものにしていければと取り組んでいます。監督役・コーチ役として、トレーニングを構築、実践していくことの難しさを感じるとともに、選手役として実際にプレーすることでコーチングの伝わり方と選手の感じ取り方の間のギャップを感じることもでき、普段からコーチングに必要なことを整理しておくことの大切さを実感しています。

前期もあと1週間です。ワールドカップでの日本代表の戦いについても話題になると思います。代表チームを応援するとともに、日本が世界で勝つために我々ができることはないかという視点も持ちながら、受講生で議論していければと思います。

前期最終週は宍戸清一さんです。

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