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ビーチサッカー日本代表 ワールドカップの開催国ロシアに到着

2021年08月10日

ビーチサッカー日本代表 ワールドカップの開催国ロシアに到着

ビーチサッカー日本代表は、8月19日(木)に開幕するFIFAビーチサッカーワールドカップロシア2021に向けた直前合宿として、8月7日(土)に開催国のロシアに入国しました。

チームは出発の前日に集合し、全員がPCR検査を実施。陰性が確認された後、早朝にホテルを出発し、羽田空港からロシア・モスクワへ発ちました。10時間のフライトを経てトラブルなく順調に入国でき、現地で早速体を動かしました。長距離移動による疲れもあったため、ビーチピッチでランニングなど軽めのメニューで汗を流しました。

2日目は、午前午後としっかりとトレーニングを実施しました。
これまで繰り返し取り組んできた3-1のシステムから2-2への移行、そのままシュートへ持ち込むシステム練習を重点的に行い、攻守に確認を行いました。ルールの改正に伴い、ゴールキーパーの足元の技術がさらに求められるようになった中、ゴールキーパーからの崩しでいいシーンが見られる一方、ピヴォへの配給をけん制出来るほど中央に絞りきれず、中途半端なポジショニングで簡単に裏を取られる場面も散見され、田畑輝樹コーチから「曖昧なポジショニングをとらないようピッチ内で声をかけ合うように。また、はめるならはめるでチーム全員が合わせること、中途半端ではなくしっかりと体を寄せきること、大きなチャレンジも大事だが細かなことのミスを減らすことから徹底しよう」と声がかけられました。

10日(火)からは同じくワールドカップに出場する各国とのトレーニングマッチを予定しており、ここから本番に向けて最終調整に入っていきます。

選手コメント

GK #1 河合雄介 選手(東京ヴェルディBS)
今回のワールドカップ出場はアジア予選もなく出場が決まり、これまでの日本のビーチサッカーを引っ張ってきて下さった方々や今までの成績があってこその出場だと思いますので感謝しています。ロシアは天候も暑くなく過ごしやすい気温と湿度で、トレーニングも調整を入れながら本番に少しずつ向かっていますが、前回の大会の成績を超えないといけないと思っています。代表候補合宿からやってきた戦術や考え方をしっかり全員が意思共通して形を実現すれば自ずと結果としてついてくると思っています。ルールも変わり、チーム全体が対応しないといけない部分ではありますが、日本らしい戦い方でしっかりと準備は出来ているので、あと少しだけ調整をして、意識をすり合わせてよりチーム力を上げていきたいと思います。また、前回のワールドカップから対外試合もなく難しい部分ではありますが、この直前合宿で他国とのトレーニングマッチもあるので、しっかり感覚も含めて慣れていく部分も含めて結果にこだわっていきたいと思います。

FP #4 松田康佑 選手(レーヴェ横浜)
ワールドカップ開催地のロシアに入り、時差にも慣れてきました。気温も過ごしやすく、気持ちよくトレーニング出来ています。新型コロナウイルスの影響で前回のFIFAビーチサッカーワールドカップ以来、約2年ぶりの海外での活動になりますが、ここまで国内合宿を重ね日本代表として積み上げてきたものを信じて本番に臨みたいと思っています。結果を出す為、1日1日の貴重な時間を大切にし、開幕に向けて準備していこうと思っています。

FP #8 松尾那緒弥 選手(アヴェルダージ熊本BS)
ワールドカップ直前合宿2日目を終えました。個人的には時差ボケもなくいい感じで環境に慣れてきています。10日後にはFIFAビーチサッカーワールドカップロシアが開幕しますが、楽しみで早く開幕してほしいです。ただ、長い期間の戦いになるので焦らずに少しずつワールドカップに向けてコンディションをあげていければと思います。2年前のワールドカップ以来の海外遠征で少し不安があったのですが、ロシアに着いてみるといい環境ですし、改めて日の丸を背負って試合が出来ることに感謝しています。まずは、新型コロナウイルスはもちろんその他の対策もしっかりしてワールドカップに向けてしっかり準備していきたいと思います。

FIFAビーチサッカーワールドカップロシア2021

大会期間:2021/8/19(木)~2021/8/29(日)

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