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「ナショナル・フットボール・フィロソフィーとしてのJapan's Way」コンセプトムービーを公開
2022年09月05日
日本サッカー協会(以下JFA)は本年7月に「ナショナル・フットボール・フィロソフィーとしてのJapan's Way」を策定し、全国のサッカー関係者と共有するビジョンとして発信しましたが、このほどコンセプトムービーを制作し公開しました。
「Japan's Way」は、JFA2005年宣言において設定した「2050年までにサッカーファミリーを1000万人にし、FIFAワールドカップで優勝する」という夢を実現したときは、日本サッカーはどのような状況になっているのか、その「ありたき姿」から逆算して、現在とのギャップを埋め、そこに至る道筋として示したものです。
今後、「Japan's Way」を全国のサッカーファミリーと共有し、議論を重ね、ビジョンを具現化するアクションプランをまとめていく段階において、関わる全ての方々が大きな夢を共有しモチベーションをあげていけるようなムービーをめざし、イラストレーターの宮内ヒロキ氏を制作監修に迎え、技術委員会プロジェクトチームと議論を重ねて制作しました。
コンセプトムービー ストーリー
赤髪の「アカミチ」と青髪の「アオミチ」が、それぞれの『サッカーの道』を駆け抜け、二人の成長過程を描くストーリーで4つの章から構成されています。
1章『プロローグ』
20✕✕年、サッカー日本代表がワールドカップで優勝し世界の頂点に立った日から、数多くの国民が日本サッカーの未来に関心を抱いたあの日(ドーハの悲劇)に遡り、夢の実現に至る道筋がスタートします。
2章『フットボール・カルチャーの普及』
人生の岐路にてどの道を選択してもサッカーを楽しむことのできる環境や景色が身近にある社会と未来を表現しています。
主人公(アカミチ)の枝葉のように広がる人生の選択肢のうち
・プロサッカーへの道(競技としてのサッカー)
・アマチュアサッカーへの道(生涯スポーツ、楽しむサッカー)
を歩む2つの道をクローズアップして、過去のワールドカップのシーンと共に様々なサッカーライフを経ながらストーリーが展開していきます。
3章『エリートユースの育成』
サッカーを取り巻く環境や文化が根付いた近未来を舞台に、共に高め合える仲間たちや質の高い指導者、様々なサッカー関係者や応援してくれるサポーター、多種多様な業種の人々との出逢いを重ね才能が開花していく主人公(アオミチ)の始動〜成長〜挑戦〜成熟を表現しています。
4章『Japan's Way』
選手、サッカーに関わる人々、サッカーを愛する人々を乗せた船(日本のサッカー文化、アイデンティティ)が潮流(世界の流れ、感情、ニーズ)を絶えず把握しながら、彼方に見えるワールドカップのトロフィーに向けて大海原に舵をとる日本サッカーのチャレンジを表現しています。
宮内ヒロキ氏メッセージ
Japan’s Wayはあくまでも根幹であり、今後、様々な議論やトレンドにより枝葉部分はアップデートされていくものと聞いています。ムービーにおいても内容を一つずつ説明する動画ではなく、Japan’s Wayについて語り合う上でのモチベーションアップに繋がるオープニングムービーとしての役割を担うツールとして作成しました。
テンポの速い音楽に乗せてシーンが次々に切り替わっていきます。
ぜひ繰り返し観て頂き、Japan's Wayに関心を持って頂き、日本サッカーの未来とムービーを楽しんでいただければ幸いです。
「あの人が数年後にこうなってる」「過去と未来のシーンがリンクしている」などの遊び要素も散りばめているので、ぜひそちらも併せて楽しんでいただけると嬉しいです。
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